畑岡奈紗と渋野日向子、外国人選手が欠場の日本女子オープン 最終予選会から繰り上げ補充へ(No.156761) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リモート会見に臨んだJGAの戸張常務理事(左)と山中専務理事(写真提供:JGA)
9日(木)、日本ゴルフ協会(JGA)がJGA主催の「日本シニアオープン」、「日本女子オープン」、「日本オープン」についてのリモート記者発表会を行い、出場有資格選手や新型コロナウイルス感染症対策などについて発表した。そのなかで、今週の海外メジャー「ANAインスピレーション」に出場する畑岡奈紗、渋野日向子の欠場も正式に明らかになった。
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そもそも4月開催だった「ANAインスピレーション」は新型コロナウイルス感染拡大の影響で今週に延期となり、国内メジャーの「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」と日程が重なってしまった。さらに10月の「日本女子オープン」の翌週が「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」となり、両方に出場することが難しいことから、海外メジャー制覇を目標に掲げる2人はすでに国内欠場を表明していた。
「日本女子オープン」には120名が出場できるが、今季は国内女子ツアーの試合数が少ないこともあり、「8月19日時点のLPGAツアー賞金ランキング上位30名」という出場資格がなくなっている。エントリーは9月11日までだが、JGAの山中博史専務理事によると「外国籍の選手は入国制限が厳しい。(歴代チャンピオンで出場資格のある)フォン・シャンシャンやチョン・インジもまだエントリーはない。そういう選手が出られないことが予想されます」という。
日本女子オープンに出場資格を持つイ・ボミ、アン・ソンジュ、黄アルム(いずれも韓国)も今年の国内女子ツアーにまだ出ていないことから、出場が不透明な状態。こららの外国人の有資格選手からエントリーがなかった場合は、8月31日〜9月1日に行われた日本女子オープンの最終予選からの繰り上げ出場になる。最終予選で惜しくも上位60名の枠を逃した西山ゆかりや篠原まりあなどにも出場の可能性が出てきた。
また、米国女子ツアーを主戦場とする河本結も欠場の意思表示はないものの、エントリーはされていない。チャンピオンシップボードゼネラルプロデューサーを務めるJGAの戸張捷常務理事も「2日前に有資格者がエントリーを出さないということはあり得ない。来年は(米国女子ツアーと)重なる日程にならないので、アメリカにいる選手も日本女子オープンに戻ってこられる。昨年と同じようなスケジュールになるだろうと考えています」と河本を含む多くの有資格選手の欠場を示唆した。
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