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ドライバーは低スピンで飛ばし、アイアンはスピンで止める 4メーカーが混在する稲見萌寧の14本【QPのクラブチェック】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
稲見萌寧のキャディバッグにはキャロウェイ、テーラーメイド、スリクソン、タイトリストと、4つのメーカーのクラブが入っている(撮影:福田文平)
国内女子ツアーが開幕を迎え、女子プロたちの使うクラブが気になるところ。ティーチングプロ兼クラブフィッターのQPこと関雅史が開幕戦で使用したセッティングを解説する。昨季9勝を挙げて賞金女王のタイトルを掴んだ稲見萌寧のキャディバッグをチェック。
女子ツアー屈指のショットメーカーの稲見萌寧は、クラブ契約フリーで戦っている(ボールのみ[テーラーメイド]()『トラス TB1トラスヒール』だ。
14本のうち、4つのメーカーが混在するが、「自分の中でいいパフォーマンスが出せるものを貪欲に追及していったらこうなったのだと思います」とQP。日頃から弾道計測器や最新のスイング解析機を使用する稲見は、感覚だけでなくデータから見ても自分に合っているモノを選んだ結果と推測する。
クラブ選びのカギはボール。「アイアン巧者は軟らかい系のボールを好む傾向にあります。アイアンショットがすごく上手い稲見選手も『TOUR B XS』です」。スピンの入りやすいモデルで状況に応じてスピンコントロールが求められるアイアンショットにメリットが大きい。
一方ドライバーは、2年前に発売された低スピンモデル。「曲がりづらさと低スピンでティショットを安定させたい意図を感じます」。3番ウッドも低スピン系のため、ドライバーや3番ウッドはやさしく低スピンで飛ばし、アイアンはスピンコントロールをしてグリーンで止める狙いが見て取れる。
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