
鈴木淳之介(写真:松尾/アフロスポーツ)
8大会連続のW杯出場となるサッカー日本代表は、FIFAランキング(19位)が示すように世界のトップにかなり近づいてきている。
現日本代表は、「史上最強」との呼び声も高く、北中米W杯ではこれまで一度も辿り着けなかった「ベスト8以上」を現実的な目標として掲げている。
しかし、北中米W杯後の日本代表を考えると、やや不安を感じてしまう。
今の日本代表には23歳以下の若手選手が非常に少なく、三笘薫や堂安律、板倉滉といった現代表の中心メンバーが30歳を超える2030年W杯で結果を残せないのではないか。
そういった意味でも、21歳の高井幸大と22歳の鈴木淳之介の2人には北中米W杯で長い時間ピッチに立ち、「確かな経験」を得てもらいたいものだ。
高井、鈴木共に日本代表におけるライバルは多い
21歳の高井と22歳の鈴木は共に日本人DFとしてトップクラスの能力を持ち合わせている。
高井は192㎝という恵まれたサイズはもちろん、プレッシャーのかかる場面でも冷静でいられる能力やビルドアップ力、対人能力なども非常に高い。
鈴木に関しては180㎝とサイズはないが、圧倒的な対人能力と元ボランチならではのパスセンスなどこちらも素晴らしいDFだ。
しかし、高井は板倉滉や渡辺剛、鈴木は伊藤洋輝や町田浩樹、そしてどのポジションでもハイレベルなプレーが可能な冨安健洋などライバルは多い。
渡辺剛が先日の試合で足首を痛め、町田も長期離脱からの復帰が3月~4月程度になることを踏まえれば高井と鈴木双方が北中米W杯のメンバーに選ばれる可能性は高いが、もしもベテラン勢が全員コンディションを上げ良い状態で北中米W杯に臨めるならば、メンバー落ちの可能性もありえるといえるだろう。
W杯までの残り数か月でさらに成長する高井と鈴木にW杯を経験させるべき
一昔前までは考えられないが、CBは日本代表において最も層が厚いポジションだ。
8~9人の候補の中から6~7人の選手が北中米W杯に選ばれることになるだろう。
当然のことながら高井と鈴木も候補であるわけだが、彼ら2人には他の選手にはない「急激な成長」の可能性が残されている。
トッテナムで出番がなかった高井はボルシアMGにレンタル移籍し出場機会を得ている。
鈴木もクラブ自体は強くないものの、CLに出場するなど急速に成長を遂げている。
久保建英や鈴木彩艶、佐野海舟など4年後も日本代表の主力となりえる選手たちとともに北中米W杯後にチームを引っ張る存在となるためにも、高井と鈴木は北中米W杯のピッチに立つべきだといえるだろう。
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