ウェストハム戦で本格復帰の三笘薫、W杯イヤーでの代表&クラブでの活躍に期待

写真:REX/アフロ

三笘薫(写真:REX/アフロ)
12月31日、プレミアリーグ第19節「ウェストハム対ブライトン」の一戦が行われ、2-2の引き分けに終わった。

日本代表MF三笘薫は体調不良による欠場となったアーセナル戦から復帰し後半13分から途中出場しキレのあるプレーを見せた。

コンディションUPでキレが戻りつつある三笘

2025年の三笘は腰の状態の悪化や足首の怪我によって欠場も多く出場してもプレーのキレはあまり良くなかった。

12月13日のリヴァプール戦で足首の怪我から復帰したものの、27日のアーセナル戦は体調不良により欠場していた。

しかし、しっかりと休養を挟んだことでコンディションも高まりプレーレベルが本来の姿に近づいた。

この日の試合でも2-2の同点に追いつくきっかけとなるCKを獲得するなど、左サイドで躍動した。

プレミアリーグは年末年始も休みなく試合が行われるためクラブとしてはきつい日程となるが、三笘にとっては試合勘を取り戻す良い機会となるはずだ。

代表では左膝前十字靱帯断裂の南野の代わりに左シャドーに入る可能性も

三笘の復活は当然のことながら日本代表にもポジティブな影響を与える。

代表では左WBとして出場する機会が多い三笘だが、モナコの南野拓実が12月21日のオセール戦で左膝前十字靱帯断裂の怪我を負ったことで左シャドーでプレーする選択肢もあるだろう。

左シャドーの選択肢としては鎌田大地や中村敬斗、前田大然といった選択肢もあるが、森保監督が三笘をそのポジションで起用する可能性もある。

三笘としてもシャドーでプレーすれば自陣深くまで戻る回数が劇的に少なくなり、特徴であるドリブルやキーパス、そしてフィニッシュワークに注力できる。

CFの上田綺世と右シャドーの久保建英とも相性が良いため、南野が先発した試合と遜色ないレベルの攻撃力を実現できるはずだ。

ブライトンの次戦は1月3日、ホームで行われるバーンリー戦となる。

コンディションをさらに高めた三笘はスタメン復帰する可能性も高く下位に低迷する相手であるため、得点やアシストといった結果も期待できるだろう。