
<京都レディース 2日目◇20日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6422ヤード・パー72>
国内女子下部ステップ・アップ・ツアー最終戦の最終ラウンドが終了した。
トータル7アンダーで藤井美羽が黄アルム(韓国)とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を挙げた。ラウンド後は、「まさか、優勝できるなんて…」。言葉を詰まらせ、うれし涙を流した。
トータル4アンダー・3位に、2週前の「明治安田レディス」でステップ史上8人目のアマチュア優勝を挙げた岩永杏奈、トータル3アンダー・4位に奥山純菜、トータル2アンダー・5位タイに酒井美紀、宮澤美咲が続いた。
シーズン終了に伴い、今季の賞金ランキングが確定。大久保柚季が1632万6100円を稼ぎ女王戴冠を果たし、ランキング2位は皆吉愛寿香(1507万1400円)だった。両者は、来季のレギュラーツアー前半戦出場権を獲得した。
大久保は、「まずはホッとしています。今年、全試合予選通過を目標にしていて、それが実現できたことがうれしい。ショット力が上がったことと、メンタル面が強くなったところが評価できると思う。来年は開幕からJLPGAツアーで戦えるのですごくうれしいです。自分がどれだけ戦えるか楽しみです。オフに体力をつけて、2026年はシード権獲得を目指して頑張ります」と話した。
また、皆吉もコメント。「明治安田ステップ・ランキング2位になれてホッとしているし、すごくうれしいです。今年は良いときも悪いときもあったけど、1年間安定したゴルフができた。メンタル面が成長したと感じています。オフにトレーニングして飛距離を伸ばしていきたい。来年はJLPGAツアーで戦えることが楽しみです。シード権を獲れるように頑張ります」と述べた。
同3位から六車日那乃、エイミー・コガ、浜崎未来と続き、賞金ランク10位までは12月のファイナルQTへの出場権が付与される。
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