
<第38回世界トランポリン競技選⼿権⼤会 日程:11月7日(金)~9日(日) 場所:スペイン・パンプローナ>
11月7日~9日にかけて、第38回世界トランポリン競技選⼿権⼤会が開催される。
今大会には、森ひかるや宮野隼⼈など、トップレベルで戦う選手が多数参加する。
本記事では、そんな期待を背負う日本代表の注目選手を紹介する。
宮野隼⼈
生年月日:2002年4月25日(23歳)
出身地:石川県河北郡内灘町
所属:滋賀県スポーツ協会
学歴:金沢学院大学附属高校→金沢学院大学
種目:トランポリン(男子個人/シンクロなど)
5歳から競技を始め、幼少期から全国大会に出場するなど早くからその才能を示してきた。2023年アジア競技大会では男子個人で5位入賞、2024年の全日本トランポリン選手権大会で初優勝を果たし、名実ともに日本トップクラスの選手となった。
高い跳躍と空中での姿勢制御の正確さが特徴で、滞空中でも体幹がぶれず、難度の高い宙返りやひねり技を安定して決められる。
松本悠⽣
生年月日:2006年11月14日(18歳)
出身地:石川県金沢市
所属:⾦沢学院⼤学クラブ
経歴:金沢学院大学附属高校→金沢学院大学(在学中)
種目:トランポリン(男子個人/シンクロなど)
高校時代から国内大会で頭角を現し、インターハイの男子個人で優勝を果たしました。2024年の「トランポリンジャパンオープン」では、男子個人で優勝し、国内トップクラスの実績を一気にアピールしました。
「ミスなく高得点を揃える」ことを強みとしており、跳躍の高さ・着地の安定性・空中での姿勢保持を丁寧に仕上げてきたことで、同世代内でも突出した存在感を放っています。
⾚⽯泰雅
生年月日:2006年11月28日(18歳)
出身地:北海道旭川市幕別
所属:星稜クラブ
経歴:星稜高校→金沢星稜大学(在学中)
種目:トランポリン(男子個人/シンクロなど)
小学6年生で日本体操協会の特別強化指定選手に選ばれ、幼少期から将来を嘱望されてきた選手。高校は石川県の名門・金沢星稜高校に進学し、チームのキャプテンとして演技だけでなく部を引っ張る存在としても活躍した。
空中での姿勢の安定性、跳躍・ひねり・着地におけるミスの少なさが特徴。
森ひかる

写真:森ひかる/提供:森田直樹/アフロスポーツ
生年月日:1999年7月7日(26歳)
出身地:東京都足立区
所属:GATE
経歴:金沢学院大学附属高校→金沢学院大学
種目:トランポリン(女子個人/シンクロなど)
4歳のとき、デパートの屋上にあったトランポリンに触れ、「飛ぶ楽しさ」を知ったことがきっかけで競技を始める。金沢学院高校進学後に急速に実力を伸ばし、2013年には14歳で全日本選手権を史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。
2017年には世界選手権のシンクロ種目で日本女子初の銀メダルを獲得し、2018年には金メダルを獲得。2019年の世界選手権では、日本人女子選手として初めて個人の金メダルを獲得するなど、国内外で日本トランポリン界の歴史を塗り替えてきた。
跳躍の高さだけでなく空中での姿勢・ひねり・着地といった一連の動作を高精度にまとめる力に優れており、ミスが少ないことが大きな強み。
櫻井愛菜

写真:櫻井愛菜/提供:森田直樹/アフロスポーツ
生年月日:2003年11月10日(21歳)
出身地:茨城県つくばみらい市
所属:金沢学院大学クラブ
経歴:金沢学院大学附属高校→金沢学院大学
種目:トランポリン(女子個人/シンクロなど)
ジュニア時代から全国大会で優秀な成績を収め、若くして日本代表候補に選ばれるなど、将来を嘱望される選手。2024年の全日本学生トランポリン選手権大会では、田中沙季とのペアで女子シンクロ優勝を果たし、団体戦でもチームの勝利に大きく貢献した。
また、西日本選手権では女子最高難度点賞(Dスコア13.8)を獲得し、高難度の演技を正確にまとめる技術力が高く評価されている。
跳躍の高さと安定性を兼ね備えたフォーム、そして細部まで意識の行き届いた演技構成が特徴で、特に着地の安定性や空中姿勢の美しさは国内トップクラス。
三澤優華

写真:三澤優華/提供:松尾/アフロスポーツ
生年月日:2003年1月18日(22歳)
出身地:神奈川県厚木市
所属:ミキハウス
経歴:金日本大学豊山女子高校→日本大学
種目:トランポリン(女子個人/シンクロなど)
幼少期から体操競技に親しみ、培った空中感覚と柔軟性を生かしてトランポリンに転向。学生時代から全国大会で上位常連となり、2024年のパシフィック・リム選手権(コロンビア)では女子個人で見事優勝を果たした。国内でも全日本学生選手権で準優勝と安定した成績を残している。
高い難度の技構成を安定してまとめる演技力と、国際大会でも動じない精神力に特徴があり、空中での姿勢の美しさと着地の正確さ、技術面と表現力の両面で評価が高い選手。
第38回世界トランポリン競技選⼿権⼤会 男子日本代表一覧
トランポリン
松本悠⽣(⾦沢学院⼤学クラブ)
⾚⽯泰雅(星稜クラブ)
宮野隼⼈(滋賀県スポーツ協会)
岸⼤貴(株式会社ポピンズ)
美⽥靖⽂(星稜クラブ)※
⼭崎凌空(星稜クラブ)※
(※)の選⼿は個⼈競技リザーブ、シンクロ競技メンバー。
タンブリング
⼜吉健⽃(琉球ケンケン)
南拓⽃(⽇本体育⼤学トランポリンクラブ/TumbLinX)
草ヶ⾕剛(琉球ケンケン)
ダブルミニトランポリン
南拓⽃(⽇本体育⼤学トランポリンクラブ/TumbLinX)
⼩澤航平(MUSASHI TRAMPOLINE CLUB)
第38回世界トランポリン競技選⼿権⼤会 男子日本代表一覧
トランポリン
森ひかる(GATE)
⽥中沙季(⾦沢学院⼤学クラブ)
櫻井愛菜(⾦沢学院⼤学クラブ)
三澤優華(ミキハウス)
⽥中希湖(⾦沢学院⼤学クラブ)※
⾼橋明⾥(⼤泉スワロー体育クラブ)※
(※)の選⼿は個⼈競技リザーブ、シンクロ競技メンバー。
タンブリング
北折愛⾥(Rainbow Nova/明治安田)
杉浦夢菜(静岡産業⼤学クラブ)
渡邉琴美(琉球ケンケン)
杉浦姫菜(静岡産業⼤学クラブ)
飯⽥⿇友(⽇本体育⼤学トランポリンクラブ)※
(※)の選⼿はリザーブ。
ダブルミニトランポリン
坪井侑奈(静岡産業⼤学クラブ/浜名流通サービス)
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