
堂安律(写真:アフロ)
9月7日(日本時間)、アメリカ国内のオークランド・コロシアムにて「メキシコ代表対日本代表」の一戦が行われる。
FIFAランキング13位の強豪国との対戦であり、北中米W杯と同様の地での国際親善試合であることからも非常に重要度の高い試合となる。
サンティアゴ・ヒメネスやラウール・ヒメネスなど個の力がある選手も多く、日本代表の現在地を知るには最高の相手といえるだろう。
メキシコ戦予想スタメン
予想フォーメーション「3-4-2-1」
GK
鈴木彩艶(パルマ)
DF
板倉滉(アヤックス)
渡辺剛(フェイエノールト)
瀬古歩夢(ル・アーブル)
WB
三笘薫(ブライトン)
堂安律(フランクフルト)
ボランチ
遠藤航(リバプール)
佐野海舟(マインツ)
シャドー
久保建英(レアル・ソシエダ)
南野拓実(モナコ)
CF
上田綺世(フェイエノールト)
メキシコ戦は「攻撃的WBが強豪国に通用するか」を試す試合に
中2日でアメリカ代表との試合があるためメキシコ戦は三笘薫や久保建英などがベンチスタートとなる可能性もあるが、「攻撃的な両WBで臨むこと」はほぼ間違いないだろう。
アジアでの無双を実現させた両サイドの攻撃的WBシステムが強豪国相手にも通用するかを確かめるには絶好の機会となるからだ。
三笘薫がベンチスタートとなるならば、おそらく伊東純也が左WBを務めるだろう。
右WBは堂安律となるため、チーム全体の攻撃力は間違いなく高い。
冨安健洋や伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大とレギュラー候補となるCBの選手たちが怪我のため軒並み未招集となっており、メキシコ代表のFW陣が強力であるため失点ゼロに抑えるのは難しいかもしれない。
しかし、あくまで国際親善試合であり、勝ち負けよりも(無失点で抑えるよりも)攻撃的WBシステムが通用するかどうかの方が重要度は明らかに高いといえる。
また、試合終盤でリードを奪えている状態でSBとしてプレー可能な選手(今回の招集メンバーで言えば望月ヘンリー海輝や菅原由勢、長友佑都、)を投入しチームバランスを高めるというチャレンジもしたいところだろう。
守備力もあり187㎝と高さも兼ね備えている関根大輝をWBとして起用して試合を締めるといった選択肢も有効だ。
日本代表の生命線となるWBにおいて試行錯誤するであろうこのメキシコ戦と中2日で行われるアメリカ戦は要注目だ。
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