夕食代をかけた戦いは引き分けに 岩井明愛&岩井千怜は同組でそろって2アンダー

同組でプレーした岩井明愛(左)と岩井千怜の双子姉妹(撮影:GettyImages)

<FM選手権 初日◇28日◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533ヤード・パー72>

予選ラウンドとしては6月「ショップライトLPGAクラシック」以来今季2回目、決勝ラウンドを含めれば3回目となる岩井ツインズの同組ラウンド。明愛と千怜はスタート前に「(スコアで)負けた方が夜ご飯をおごる」という“勝負事”を決めていたという。

そしてともに2アンダー・31位発進。相乗効果を発揮するかのように、互いに好プレーを見せた。明愛は出だし4ホールで3バーディのスタート。とりわけ4番では左ラフから、右から3ヤードに切られたショートサイドを狙い、これには千怜も「めっちゃすごいなと思って見ていました」と感嘆した。

そして千怜は、2番パー5でイーグルを奪った。残り191ヤードから6番ハイブリッドでピン1メートルにピタリ。明愛が「どうやって打ったんですか? よく(ボールが)止まったよね」と、思わず千怜に質問を投げかけるほどのスーパーショット。「右は絶対ダメだから、左から攻めようという意識で。振り抜くイメージだった。キャッチ(落ちた)ところがピンポイントでよかったんだと思う」と千怜は答えた。

後半12番では、千怜が残り258ヤードから“直ドラ”で2オンに成功。「勇気を出してリスクを負うと、いい結果がついてくる。近くにいけばいいなと思ったけれど、当たりがすっごいよかった。気持ちいい~って」と話す千怜に、明愛も「素晴らしかった」と拍手を送る。

終盤17番で明愛がバーディを奪い、スコアは引き分けに。勝負はあすに持ち越しとなった。両者ともに、プレー中は真剣な表情で勝負事を忘れ、自身のゴルフにただ集中していた。

「(あすは)午前で風がなく回れたらうれしい。変わらず、アグレッシブなゴルフで楽しんでいけたら」(明愛)、「どんどん狙って、きょうも直ドラを1回できたので、そういう気持ちを持って頑張りたい」(千怜)と2日目に意気込む。今夜の支払いは割り勘になるかもしれないが、チームひとつで楽しい夜を過ごすことには間違いなさそうだ。