【バーモントカップ|決勝レポート】マルバ千葉が決勝でトリアネーロ町田を10-3で破り初優勝|JFA バーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会

8月15日から17日の3日間、東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場でJFA バーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会が行われた。17日の決勝は千葉県代表・マルバ千葉fcと東京都・FCトリアネーロ町田が対戦し、マルバが10-3で勝利を収め、今大会初優勝を飾った。

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エース高越が決勝で4得点&通算25得点

大会最終日の17日は、準決勝2試合と決勝が行われた。

今大会の1次ラウンドから安定した強さを見せてきたマルバは静岡県代表・リオンジュニアに先制を許しながらも7-5で逆転勝利を収め、2015年8月の大会以来、10年ぶりに決勝へと勝ち進んだ。

一方、トリアネーロは1次ラウンドから示してきた圧倒的な得点力を武器に、準決勝でも躍動。大阪府代表・TSAフットサルスクールを相手に序盤からゴールを重ね、9-1の大勝でファイナルに駒を進めた。

■決勝フルマッチ:マルバ千葉fc vs FCトリアネーロ町田

今大会屈指の攻撃力を誇る両者による決勝は、思わぬ展開となった。開始36秒、GK太田泰誠のスローを受けたエース・高越啓資が反転しながら相手を外すと、右足アウトのシュートで相手GKの脇の下を抜いてマルバが先制に成功。そこから7分間で6-0とリードを広げ、高越は4得点とこの大舞台でも異才を放っていた。

対するトリアネーロも第1ピリオド終盤に反撃。9分、左サイドで東海林貫大が1人をかわして中央のラストパスを送り、走り込んだ平尾快斗が冷静に流し込んで1点を返して10分ハーフの試合を折り返した。

第2ピリオドも先手を取ったのはトリアネーロ。開始48秒、左CKから平尾が強烈なミドルを突き刺し6-2と4点差に縮めて望みをつないだ。その後も、自陣からていねいなパスワークで組み立てを狙うトリアネーロと、強度の高い連動したプレスでカウンターを仕掛けるマルバによるハイレベルな戦いが繰り広げられるなか、16分にスコアが動く。

まずはマルバの関斗希が相手フィクソからボールを奪取し、そのまま単独で仕留めてリードを再び5点に広げると、その38秒後、トリアネーロも4人全員がからむ連係で崩して最後は東海林が押し込み反撃。両チームともに持ち味を出したフットサルを繰り広げる終盤の争いとなったが、最後に勢いを見せたのはマルバだった。

17分に園田丈琉、19分に大内波論が決めると、残り7秒で平山モイズがこぼれ球を押し込んでダメ押し。最終スコア10-3で逃げ切ったマルバが、千葉県勢として初の大会制覇を成し遂げた。

なお、ベストプレーヤー賞は、優勝したマルバから大内波論と高越啓資、準優勝のトリアネーロから東海林貫大とGK浜崎琉、3位のリオンジュニアから犬飼蔵之祐が選出され、フェアプレー賞はトリアネーロが受賞した。

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【表彰】

優勝

マルバ千葉fc(千葉県)

準優勝

FCトリアネーロ町田(東京都)

3位

リオンジュニア(静岡県)

TSAフットサルスクール(大阪府)

ベストプレーヤー賞

FP 大内波論(マルバ千葉fc/千葉県)
FP 高越啓資(マルバ千葉fc/千葉県)
FP 東海林貫大(FCトリアネーロ町田/東京都)
FP 犬飼蔵之祐(リオンジュニア/静岡県)
GK 浜崎琉(FCトリアネーロ町田/東京都)

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