
「欧州サッカー」移籍交渉難航の予感漂う3人の日本代表選手!移籍成立が8月にずれ込む可能性も
三笘薫(写真:REX/アフロ)
欧州サッカー界は有力選手の移籍話が盛んにニュースとなっているが、今夏は多くの日本代表選手たちに移籍を実現させる予感が漂う。
すでに町田浩樹がサンジロワーズからホッフェンハイム、藤田譲瑠チマがシントトロイデンからザンクトパウリ、鈴木唯人がブレンビーからフライブルクに移籍することが決まっており、今後さらに複数人の日本代表選手が移籍を実現させる可能性がある。
移籍難航の予感が漂う日本代表選手
冒頭でも挙げた通り、余裕を持って移籍先を決定した選手がいる一方で、噂はあれどなかなか移籍交渉が進展しない選手たちもいる。
プレミアリーグとラ・リーガは8月16日、ブンデスリーガは8月22日に開幕となるが、もしかしたらシーズン開幕直前や開幕後になる可能性もあり、最悪の場合は残留といった未来もありえる。
三笘薫(ブライトン)
三笘は公式戦11得点4アシストと確かな実績を基にCLに出場する強豪クラブへの移籍を狙っていると考えられる。
チームも三笘の後釜となるイブラヒム・オスマンがフェイエノールトへのレンタル移籍で力を付けてきており、金額次第では三笘を手放す考えを持っているはずだ。
アトレティコ・マドリードやアーセナル、バイエルン、リバプールなどが候補となる。
しかし、どのクラブからも「本命を逃した際のサブチョイス」といった考えを持たれている可能性が高いため、移籍できたとしても7月ではなく8月(最悪は移籍市場閉幕直前)になるのではないか。
久保建英(レアル・ソシエダ)
移籍を考慮しているのが明白な久保建英も難航の予感が漂う。
興味を持つ強豪クラブは多いが、移籍解除金が6000万ユーロ(約100億円)に設定されており、移籍金の半額が前所属先のレアル・マドリードに入る契約となっている。
アトレティコ・マドリードやバイエルン、アーセナル、リバプールなどの強豪クラブが交渉に乗り出す可能性もあるが、契約金を巡る攻防が長引き8月にずれ込むケースも考えられるだろう。
板倉滉(ボルシアMG)
フランクフルトへの移籍が確実視されていた板倉だが、フランクフルトが若手CBを起用する方針に転換したとドイツ紙『ビルト』が報じたことで板倉の移籍の可能性がかなり低くなったことがわかる。
ボルシアMG自体は板倉の移籍を容認しているため、今後はブンデス上位クラブやプレミアリーグのクラブと交渉していくことになる。
しかし、板倉は安定した実力はあるものの飛び抜けた能力がなく28歳と年齢的にも魅力が高くないことから、移籍交渉は8月にずれ込むのではないか。
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