三笘薫(写真:アフロ)

現実味を帯びる三笘薫の移籍先、候補はブンデス王者とタイトル熱望のプレミア強豪か

三笘薫(写真:アフロ)
今夏の移籍市場で人気銘柄となっているスペイン代表MFニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)のバルセロナへの移籍が現実味を帯びてきたことで、日本代表MF三笘薫(ブライトン)の移籍先が少しずつ明確化されてきている。

特に候補として濃厚となってきたのが、ブンデス王者とタイトル熱望のプレミア強豪クラブだ。

三笘はバイエルンorアーセナルへの移籍か

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がニコ・ウィリアムズの獲得に本腰とスポーツ専門チャンネル『スカイスポーツ』の関係者が明かした。

ラポルタ会長はスペイン代表でも共にプレーするラミン・ヤマルとニコをプレーさせたいようだ。

これによりニコ獲得を目指していたブンデス王者バイエルンやプレミア制覇を狙うアーセナルはターゲットを変更することになる。

そこでピックアップされているのが、三笘薫なのだ。

バイエルンに関しては以前から三笘薫に興味を示していて、『スカイスポーツ』が水面下で交渉がされているとも報じている。

バイエルンは左WGのレロイ・サネのガラタサライ移籍が決定したことで、間違いなく1人は即戦力の左WGを獲得するだろう。

28歳の三笘は英『FourFourTwo』が特集した「現世界最高のウイングTOP10」で「惜しくもTOP10に入らなかった選手」に選出されている。(ちなみに移籍をしたサネも同様)

実力はもちろん、知名度も間違いなく上昇してきているため、ブンデス王者への移籍も十分にありえるだろう。

また、ブライトンが所属しているプレミアリーグではさらにその知名度は高い。

噂されているアーセナルも、アルテタ監督が間違いなく三笘を評価しており、ガブリエウ・マルティネッリとのローテーションで左WGを盤石にしたいと考える可能性も高い。

実際にアーセナル専門サイトの『ARSENAL INSIDER』も、「三笘はアーセナルに足りないものを持っている」と主張している。

アーセナルは右WGのブカヨ・サカが攻撃特化型であるため、左WGはやや守備にも力を割かなければならない傾向にある。

三笘に関しては昨季ブライトンで遂行したように、守備面での貢献度も非常に高い。

さらに11得点4アシストと攻撃面でも違いを見せられる即戦力選手なだけに、ニコ・ウィリアムズを断念せざるをえない状況を踏まえれば、アーセナルは三笘に正式オファーを提示する可能性も高いといえるだろう。

果たして三笘はバイエルン、アーセナルのどちらかに移籍することになるのだろうか。

今後の動向に注目だ。

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