
勝率6割復帰のドジャース!大谷翔平は本塁打なくとも2安打で勝利に貢献
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
6月6日(日本時間)、MLB「ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツ」の一戦が行われ、6-5でドジャースが勝利した。
大谷翔平は1番指名打者でスタメン出場し、4打数2安打とドジャースの勝利に貢献した。
接戦を制したドジャースは勝率6割復帰
8回表まで3-5とメッツにリードを許す展開となったドジャースだが、8回裏に勝負強さを見せる。
先頭打者のベッツが四球で歩くと、ウィル・スミスがメッツのギャレットからタイムリーを放ち1点差に迫る。
その後テオスカー・ヘルナンデスが進塁打を放ち1アウト3塁にすると、パヘスのサードゴロをメッツのブレット・バティが悪送球し同点に追いつく。
同点とし勢いに乗るドジャースは、エドマンが三振に倒れるもフリーマンが申告敬遠で2アウト1、2塁。
ここで打率1割台と苦しむコンフォートが殊勲のタイムリーを放ちドジャースは逆転に成功する。
直近6試合で17打数2安打(打率.120)と未だ散々な成績だが、この試合に限っては貴重な安打を放ってくれた。
9回からはタナー・スコットがマウンドに上がる。
30試合目の登板となったスコットは2者連続三振と順調に2アウトを奪うと、フランシスコ・アルバレスに安打を放たれるも9番ルイスアンヘル・アクーニャを打ち取りゲームセット。
大谷翔平は3回の第2打席にセンター前に安打を放つと、第3打席でもライト前に安打を放ち打率を上げた。
2021年の13本、2023年が15本、2024年が12本と6月は多くの本塁打を放っている大谷だが、6月はまだ1本のみとペースは落ちている。
しかし、今は個人の成績よりもチームの勝利が優先だ。
投手陣に怪我人が続出し、チームの調子は良くない。
本塁打を打つことも重要だが、高い打率を維持しチャンスを増やすバッティングも現在のドジャースには必要となる。
ドジャースはこの勝利でナショナル・リーグ東地区を独走するメッツとの4連戦を2勝2敗で乗り切り、投手陣崩壊中ながらなんとか踏ん張っている。
逆転勝ちで掴み取ったこの勝利はナショナル・リーグ西地区で首位を堅守するためにはかなり大きなものとなる。
明日からはカージナルスとのアウェー3連戦となるが、第2戦にはエース山本由伸が登板予定となっていることから、勝ち越したいところだ。
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