
ダンロップが“丸ビル”で体験型フェスを開催! 初日は“ママ”古閑美保がトークショーに登場
ゲーム感覚に楽しみながらダンロップとつながるイベント
5月30日(金)からの2日間、住友ゴムグループのダンロップスポーツマーケティングは、東京都千代田区にある丸の内ビルディング(以下、「丸ビル」)にて、同社の世界観を体感できるイベント「ALL DUNLOP FES(オール・ダンロップ・フェス)」を開催した。
ダンロップと言えば、ゴルフ界では「スリクソン」、「XXIO」、「クリーブランド」といったブランドを展開し、クラブやボール、グッズに至るまで大きな知名度を誇っている。しかし、一般ユーザーには“タイヤメーカー”というイメージが依然として強く、ゴルフを始めとしたスポーツ用品や人々の暮らしを支える生活用品など、多種多様な製品を展開していることはあまり知られていない。
そこで本イベントでは、ダンロップブランドの多彩な製品を手に取り、体感できるような体験型のコンテンツが用意された。丸ビル1階「マルキューブ」には特設ブースが設置され、シミュレーションゴルフを使った「1オンチャレンジ」やパターの「1パットチャレンジ」、テニスのショット体験、タイヤの空気圧点検のデモンストレーションなどが実施された。
3階の回廊には、ゴルフクラブやテニスのラケットの他に、スポーツカジュアルアパレルの「DUNLOP REFINED(ダンロップ・リファインド)、eスポーツ用品の「ダンロップゲーミングマッスル」、車いす用のスロープ「ダンスロープ」、作業用ゴム手袋「パワフルフィット」シリーズの実物を展示。また、世界で初めて空気入りのタイヤを発明し、ブランド名の由来となった人物J・B・ダンロップ氏やブランドが辿ってきた歴史がパネルにまとめられ、ダンロップというブランドを深く知ることができる工夫がされていた。
さらに各所を回ってスタンプを集めることで豪華景品が当たる「回遊ラリー」も実施された。ゲーム感覚にコンテンツを楽しみながら、ダンロップブランドの世界観を身近に感じることのできるイベントになっていた。
ダンロップ契約プロの古閑美保がトークショー! “ママ”になって初めて公の場に登場
イベント初日となった30日(金)にはダンロップ契約プロゴルファーで2008年の国内女子ツアー賞金女王、古閑美保がトークショーに登場。古閑は昨年11月に第一子となる男子を出産したばかりで、“ママ”古閑美保としては初めて公の場に姿を表したことになる。
「今日は子供と一緒に来ました。ずっと欲しくてやっとできた子供なので、一緒に過ごしていて楽しくて仕方がないです。今は基本、子育てがメインで、家にいることが多いですが、仕事に対する意欲も出てきていて、頑張りたい気持ちになっています。働くママになっておきたいし、かっこいいママでいたいんですよ」
古閑はゴルフを始めた10歳の頃からクラブはダンロップ一筋。使用歴は30年以上になり、「こんなプロは他にいませんよ」と笑顔で話す。
「ゴルフを始めたときは通っていた坂田塾にダンロップさんが協力してくれていましたし、14歳で日本ジュニアに優勝してからは、モニターとしてクラブを使わせてもらいました。2001年にプロテストに合格した時は誕生したばかりの初代『XXIO』を使っていましたね。プロ入りしてからもクラブはずっと『XXIO』で、XXIO愛は深いですよ。ただ最近は急にギアにこだわり出していて、ドライバーを『XXIO X』に替えました。繊細に振れる気がするのと、飛距離が出ることが気に入っています。現役の頃は自分の腕を頼っていましたが、今はクラブに頼っています。練習しない人は特にクラブが大事ですよ」
またクラブ選びのポイントについては、「データを取って、自分に合ったクラブを作ることも大切ですが、やっぱりパッと構えた時の安心感というか、ヘッドの座りがしっくり来るものがいいですね」と持論を展開。「ギアは本当に奥が深くて、ゴルフの楽しみが増えたと思っています。3階にはゴルフ用品の展示コーナーがありますし、ここではパターチャレンジや試打ができるコーナーもありますので、ぜひ立ち寄ってみてください」とイベントのPRも欠かさなかった。
オフィスワーカーの集う東京丸の内で開催された本イベントは大盛況のうちに終了。タイヤからスポーツ用品、そして生活を支えるさまざまな製品を世に送り出しているダンロップというブランドが持つ価値を多くの人に知ってもらう特別な時間となった。(文・ゴルフライター田辺直喜)
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