
篠塚大登、中国代表撃破で初戦突破 吉村真晴も接戦制して白星発進<世界卓球2025>
<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>
5月17日、世界卓球2025ドーハ大会が開幕し、大会初日には、各種目の1回戦の一部が行われた。
男子シングルス1回戦には、篠塚大登(愛知工業大)と吉村真晴(株式会社SCOグループ)が登場。篠塚は薛飛(シュフェイ・中国)と対戦。
第1ゲームは互いに点を奪い合う一進一退の攻防になり、ミスせず攻めてきた薛飛が11-9でゲームを先取。第2ゲームも似た展開となり、薛飛がゲームを連取する。第3ゲームは篠塚が先にゲームポイントを握るも、勝負はデュースへ。最後は篠塚がなんとか振り切って、1ゲームを取り返した。
第4ゲームも第3ゲームと同じく大接戦となるも、篠塚が激しいラリー戦を制して16-14で奪取。第5ゲームもデュースまでもつれる展開になるも、篠塚が耐えきって3ゲームを連取を見せる。
篠塚が王手をかけた第6ゲームは、篠塚が完全に流れを掴んで11-4で奪取。激しい競り合いを制して薛飛を撃破し、見事な白星発進を決めた。
写真:吉村真晴(株式会社SCOグループ)/撮影:ラリーズ編集部
吉村はポーランドの若手エースのミウォシュ・レジムンスキと対戦。第1ゲームは、先行したレジムンスキが迫る吉村を跳ね除けゲームを先取するも、第2ゲームはデュースの競り合いを吉村が取り返す。
第3ゲームは流れのまま吉村が連取するも、第4ゲームはレジムンスキに逆転を許し、ゲームカウント2-2で折り返す。勝負の第5ゲームは序盤から流れを渡さなかった吉村が大量リードでゲームを奪い、第6ゲームへ。
第6ゲームは互いに点を取り合って9-9までもつれるも、最後は強気に攻めた吉村が11-9で取り切り、吉村がゲームカウント4-2で勝利。篠塚とともに初戦突破を決めた。
18日には、各種目1回戦の残りが行われる。
17日試合結果
男子シングルス1回戦
〇吉村真晴(株式会社SCOグループ)4-2 ミウォシュ・レジムンスキ(ポーランド)
9-11 / 13-11 / 11-3 / 8-11 / 11-5 / 11-9
〇篠塚大登(愛知工業大)4-2 薛飛(シュフェイ・中国)
9-11/ 9-11 / 13-11 / 16-14 / 14-12 / 11-4
18日試合予定
男子シングルス1回戦
張本智和(トヨタ自動車)- 林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
戸上隼輔(井村屋グループ)- マルコス・マドリッド(メキシコ)
松平賢二(協和キリン)- Mehdi BOULOUSSA(アルジェリア)
男子ダブルス1回戦
張本智和(トヨタ自動車)/松島輝空(木下グループ)- Jeremy DEY/Jerome MORISSEAU(ニューカレドニア)
戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)- サムエル・クルチツキ/ミウォシュ・レジムンスキ(ポーランド)
文:ラリーズ編集部
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