
日本代表・出羽崚一「もっと盛り上げたい」3x3.EXE PREMIER開幕戦レポート<1日目>
写真:出羽崚一選手(ZETHREE ISHIKAWA.EXE)/提供:3x3.EXE PREMIER
ついに、3人制バスケット「3x3.EXE PREMIER」(スリーエックススリーエグゼプレミア)を生観戦する日が来た。
巷で話題の、3人制バスケのシーズンが開幕したのだ。
土日2日間に観客が詰めかけたこの「3x3.EXE PREMIER 2025 JAPAN ROUND.1」は、世界初にして最大の3人制バスケットリーグでありながら、ちょっとした町のお祭りであるという。それを体感したいと思っていた。

写真:試合の様子/提供:3x3.EXE PREMIER

写真:一足先に開幕した女子はこの日がROUND.2/提供:3x3.EXE PREMIER
▶3人制バスケの歴史を切り拓く 世界初にして最大「3x3.EXE PREMIER」とは?
雨で会場が神田→幕張に変更
そう思って、ワテラス(神田淡路町)での屋外バスケット観戦を楽しみにしていたが、あいにくの大雨予報。当日朝に「会場はゴールドジム幕張ベイパークアリーナに変更」のご案内が来た。ギリギリまで屋外で開催しようと粘った運営側の苦労が垣間見える。
しかし、神田→幕張の変更はなかなかのインパクトだ。スタバ満席だったからシュラスコ食べ放題ね、くらいの振れ幅はある。
と言いつつ、実は私は、卓球Tリーグの男子プロチームを立ち上げ運営した経験があり“体育館で開催されるプロスポーツ興行”には、少しばかりの知見と思い入れがある。
ダブルスタンバイ体制で待機することが、運営サイドにどれほどの労力とコストがかかっているかも容易に想像がつく。
そもそも、野球、サッカー、ラグビーなど屋外スポーツ興行のほぼすべては雨天決行であり、5人制バスケットなど屋内スポーツにとっては天候は関係ない。
“町で、世界レベルの3人制バスケと偶然の出会いを”という姿勢を貫く3x3.EXE PREMIER運営に、頭が下がる。下げながら、家から海浜幕張までの経路を調べた。片道1時間を超えていた。
「ROUND.1」の意味
今回のROUND.1(土日の2日間開催)は、男子では12チーム4グループによるリーグ戦、各グループ1位による準決勝、決勝によって優勝を争う。土、日それぞれ別のチームが出場するため、ROUND.1でも土曜と日曜で別の優勝チームが生まれる。
ちなみに、今季一足先に開幕した女子は今回ROUND.2である。


写真:女子はこの日がROUND.2/提供:3x3.EXE PREMIE
シーズン中にRound.1からRound.8まで開催、その総合成績で上位7チームがPLAYOFFという世界大会に進出するという仕組みとなっている。


写真:1日で立て続けに試合が行われる/撮影:SSN編集部
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