
ソシエダ久保建英の有力となる移籍先3クラブ!夏前の早期決着の可能性も
久保建英(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)
イマノル・アルグアシル監督の今季終了後の退任に伴い、レアル・ソシエダの久保建英が今夏の退団を希望しているとスペインメディア『FICHAJES.NET』が報じている。
23歳の才能溢れるアタッカーに強い興味を示すビッグクラブは多く、すでに交渉が始まっているとの見方もある。
有力な移籍先はスペイン、ドイツの3クラブか
スペインメディア『GOL DIGOTAL』が報じたのはブンデス・リーガ優勝目前となっているバイエルン・ミュンヘンだ。
保有しているブライアン・サラゴサの放出を検討しており、獲得に興味を示すレアル・ソシエダが久保とのトレード移籍を選択肢に入れているという。
バイエルンの右WGはブンデス9得点11アシストと大活躍の23歳ミカエル・オリズがおり、セルジュ・ニャブリ、ジャマル・ムシアラ、キングスレイ・コマン、レロイ・サネなど2列目の戦力は充実しているため、現実的には可能性はそれほど大きくないかもしれない。
ただしCL優勝を目指すならば、複数ポジションをハイレベルでこなせる久保の加入は非常に大きいといえるだろう。
2つ目の有力なクラブは、アトレティコ・マドリードだ。
長期にわたり久保建英に関心を寄せており、グリーズマンの去就次第では正式なオファーを出す可能性が高い。
シメオネ監督自体が久保の獲得を望んでいるとされているため、移籍すれば主力としてプレーできそうだ。
3つ目のクラブは古巣バルセロナだ。
『Carpetas Blaugranas』がその可能性を報じており、DFのエリック・ガルシアに興味を示しているソシエダに久保とのトレード移籍を持ちかけているとされている。
ソシエダにとっては弱点となるDFを強化でき、財政的な不安のあるバルセロナにとってもエリック・ガルシアを差し出すことで安価に久保を獲得できる。
お互いにメリットがある話であるため、夏を待たずして話がまとまる可能性もある。
久保についてはこれまでプレミアリーグのビッグクラブにも多くが関心を持たれていたが、移籍する可能性はそれほど高くなくなったといえるだろう。
有力だったリバプールはサラーとの契約延長を決めたことで久保の獲得はほぼなくなったと判断できる。
その他のビッグクラブも右WGは人材難ではないため、6000万ユーロ(約96億円)といわれる移籍金を払ってまでは獲得しないだろう。
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