河村勇輝(写真:AP/アフロ)

河村勇輝がGリーグで16アシスト!圧倒的なアシスト能力でハッスルを牽引

河村勇輝(写真:AP/アフロ)
2月27日(日本時間)、Gリーグ「メンフィス・ハッスル対ストックトン・キングス」の一戦が行われ、108-120でキングスが勝利した。

この試合にスターターとして出場したハッスルの河村勇輝は11得点5リバウンド2スティール、16アシスト、FG成功率50%(4/8)3ポイント成功率50%(1/2)と活躍したものの、チームを勝利に導くことはできなかった。

圧巻の16アシスト!Gリーグ屈指のPGとなった河村勇輝

試合開始早々DJスチュワ-ドに素晴らしいアシストパスを通すと、アルマンド・ベイコットへのコーナーパス、そして自身のスティールからマイルズ・ノリスへのビハインドバックパスによるアシストなど、第1クオーターからそのパス能力を存分に披露する。

特にベイコットとのコンビは相性が良く、河村から何度もベイコットにパスが通っていた。

その後もピックアンドロールからベイコットにパスを通すなどアシストを量産した河村は、試合終了時点で16個ものアシストを積み重ねた。

得点も11得点とアシストと併せダブルダブルを達成させており、すでにGリーグ屈指のPGと言っても過言ではないだろう。

特にアシスト能力は突出していて、平均8アシスト以上とPGとして素晴らしい成績を残している。

このアシスト数はGリーグでもトップクラスで、トップ5に入る数字だ。

得点力も平均12得点以上となっており、アシスト数をさらに伸ばせばダブルダブルの成績となる。

もちろん、あくまでもNBAの下部リーグにあたるGリーグの成績であり、NBAで出場時間が与えられたとしても同じような結果が残せるとは限らない。(間違いなく得点、アシスト共に数字は低くなる)

そのため、今後のGリーグの試合ではダブルダブルはもちろんのこと、どちらもさらに数字を伸ばす必要があるといえるだろう。

3ポイントの成功率も改善傾向であるゆえに、ぜひ武器であるアシスト能力をより開花させてほしいものだ。

ハッスルの次戦は2月28日のサンタクルーズ・ウォリアーズ戦となる。

果たして2試合連続で10アシスト以上を記録することができるのか、河村のプレーに注目だ。

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