ブライトン三笘薫が1得点1アシストの大暴れ!久保建英の活躍に触発か
三笘薫(写真:アフロ)
1月19日プレミアリーグ第22節「マンチェスター・ユナイテッド対ブライトン」の一戦が行われ、1-3でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫はこの試合で1得点1アシストを記録するなど大活躍となり、ブライトンの勝利に大きく貢献した。
三笘はプレミアリーグにおける日本人最多得点者に
マンチェスター・ユナイテッド戦に左WGで先発した三笘は、前半5分にさっそく結果を残す。
裏に抜けバレバからのロングパスを巧みにトラップすると、エリア内に走り込んできたミンテにパスを出す。
ミンテは落ち着いてゴールネットを揺らしブライトンが先制する。
PKで1点返されたものの、60分に再び三笘が魅せる。
右サイドでミンテがクロスを上げると、これに三笘が反応。
難しい体勢だったが三笘は右足でボールを押し込みゴールを奪った。
この得点で三笘は今季5得点目、プレミア通算では15得点目となり、日本人のプレミア最多得点者となった。
三笘は前節にも得点を奪っており、確実に調子は上がっている。
同じ日本代表の久保建英がかなり調子を上げてきており、触発された可能性もある。
残りのシーズンでも得点量産とまではいかないまでも、着実に得点やアシストを伸ばしていくことだろう。
攻撃への比重が多くなれば得点やアシスト量産の可能性も
以前よりもドリブルのキレやドリブルのチャレンジ回数が減った三笘だが、それはヒュルツェラー監督が守備への貢献を求めているということも大きく関係しているだろう。
実際にこの試合でも何度もSBの位置まで下がり、献身的な守備をしていた。
アスリート能力の高い三笘であっても、さすがに自陣深くから敵陣深くまで何度も上下運動を繰り返し得意のドリブルを披露するのは難しい。
それでも最低限の結果は残せているわけだが、やはり三笘本来の良さを活かすには、守備強度を一段階下げて攻撃に力を割ける状況にすることが一番の方法だろう。
ただしそれは監督自身の哲学を曲げることになるため、実際にはそうならないだろう。
三笘としては、守備への貢献度を維持しながら少ないチャンスをモノにする現在のスタイルで何とか10得点を目指したいところだ。
ブライトン自体は公式戦3連勝となっており、調子を上げている。
巻き返せればまだ欧州コンペティションへの参加が可能な5位以内を目指せるだけに、今後に期待だ。
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