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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

いよいよ運命のバスクダービー!好調久保建英はレアル・ソシエダを勝利に導けるか

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
11月24日、ラ・リーガ第14節「アスレティック・ビルバオ対レアル・ソシエダ」の一戦がビルバオをホームであるサン・マメスで行われる。

「バスクダービー」と称されるライバル同士の一戦となるだけに激戦は必至だが、勝利したクラブが上位に踏みとどまれる意味でも重要な戦いとなる。

ソシエダはバスクダービー勝利で下位低迷からの復活を印象付けられるか

開幕7試合を1勝2分4敗とシーズン序盤戦でつまずき下位に低迷していたソシエダだが、ようやく復調の兆しを見せている。

リーグ戦直近5試合の成績は3勝1分1敗で、順位も中位まで上がってきている。

ビルバオとのバスクダービーに勝利すれば、6位まで浮上する可能性がある。

そうなれば一気に「ソシエダ復活」を印象付けられ、来季のCLやELの出場権獲得が現実的な目標となるだろう。

好調久保はソシエダを勝利に導けるか

バスクダービーということで熱い戦いとなることが確実視されているが、やはりソシエダの注目は日本代表MF久保建英だろう。

チーム得点王でありすでにエースと言っても過言ではない久保は、チームを勝利に導くプレーが求められる。

ビルバオはベテランのユーリ・ベルチチェとニコ・ウィリアムズ、ベニャトプラドス・ディアスら久保側のサイドの選手たちが基本的に2人でマークしてくるはずだ。

しかし、マークが1人しかつかないセビージャ戦のようなケースは稀であり、2人のマークがつく状況は慣れている。

「足元でもらえればなんとかなる」といったスタンスであり、すでにラ・リーガで通用するかどうかのレベルではなく、マークの厳しい中で何度もチャンスを作り出すことが可能である「スペシャルな選手」の領域に足を踏み入れているといえるだろう。

リバプールが本気で獲得を狙うといった報道もあるほど、今の久保は欧州でも抜群の存在感を放っている。

このバスクダービーで得点を決めれば、14試合で4得点となり、シーズン10得点ペースとなる。

大事な試合で得点を決めることで、より久保の存在価値は高まり、来季以降のメガクラブ移籍が現実味を帯びてくるはずだ。

果たして久保は伝統のバスクダービーで活躍しチームを勝利に導けるか、そのプレーに注目だ。

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