「MLB」大谷翔平とジャッジがともにワールドシリーズでの打率.133!先に目覚めるのはどちらか
大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
10月30日、ワールドシリーズ第4戦「ヤンキース対ドジャース」の一戦が行われ、11-4でヤンキースがシリーズ初勝利を挙げた。
対戦成績はドジャースの3勝1敗で、依然として優位な状況となっている。
ドジャースの大谷翔平は1番指名打者で先発し、4打数1安打だった。
先に目覚めるのは大谷翔平か、それともアーロン・ジャッジか
ここまでドジャース有利で進んでいるワールドシリーズだが、いまいち盛り上がりに欠けていると感じるファンも多いはずだ。
その大きな原因となっているのは、間違いなくMLB最大のスターである大谷翔平とアーロン・ジャッジの不調だろう。
大谷翔平は、ワールドシリーズに入り15打数2安打の打率.133と低迷中。
左肩の亜脱臼の影響があるとはいえ、怪我前から不調気味で怪我後はさらに調子を落としている。
対するジャッジも15打数2安打の打率.133と大谷とまったく同じ打率となっている。
怪我はしていないものの、三振率が非常に高く、本塁打を放つようなオーラもまったく纏っていない。
両者とも打率が低いだけでなく代名詞ともいえる豪快な本塁打を1本も放っていない。
ドジャースのフリーマンやヤンキースのソトなど準主役級の選手に本塁打は生まれているものの、やはり主役である大谷とジャッジに本塁打が出なければワールドシリーズの盛り上がりが欠けるのは間違いない。
しかし、大谷はこの日の5回の第3打席に安打を放っており、前日よりも左肩も動かしやすくなっている様子であるため明日以降に期待が持てる。
そしてジャッジに関しても8回の第5打席でタイムリー安打を放っており、こちらも調子は若干上向きといえるだろう。
ドジャース対ヤンキースの名門対決がこのまま大きな盛り上がりなく終幕するとは思えない。
第5戦以降で大谷かジャッジのどちらかの爆発が見られるのではないか。
目覚めた方のチームは一気に勢い増し、ワールドチャンピオンを掴み取るような気がしてならない。
もしかしたら、両者が大爆発し第5戦以降に最高に盛り上がる試合が行われる可能性もある。
果たして大谷とジャッジはこのまま沈黙してしまうのか。
それとも本格的に目覚めてMLB最強打者の実力を見せつけるのか。
今後のワールドシリーズの行方を占うポイントなだけに注目だ。
Follow @ssn_supersports