バロンドールはマンCのロドリが受賞!ヴィニシウスを含めたレアルメンバーは授賞式ボイコット
写真:ヴィニシウス(ロイター/アフロ)
10月29日(日本時間)、2024年度のバロンドール(世界最優秀選手賞)がパリで発表され、マンチェスター・シティのロドリが栄冠に輝いた。
なお、バロンドール濃厚とみられていたレアル・マドリードのヴィニシウスは2位となり、初受賞を逃した。
事前に受賞なしが判明したことでヴィニシウスを含めたレアル・マドリード関係者全員が授賞式をボイコットした。
プレミア制覇&EURO優勝に導いたロドリ
ロドリは昨季マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に大きく貢献し、スペイン代表としてもEURO2024でスペイン優勝の原動力となった。
派手さはないが試合への貢献度は圧倒的であり、アンカーという目立ちにくいポジションながら最高の栄誉を手にすることになった。
今季はプレミアリーグ第5節で右膝靱帯を負傷し長期離脱中だが、来季は再びその最高のプレーを披露してくれることだろう。
ヴィニシウスらレアル関係者は授賞式をボイコット
バロンドールの授賞式直前まで、その栄冠はヴィニシウスのものだと多くのファンが思っていたはずだ。
それはファンたちだけでなく、ヴィニシウス本人もレアル・マドリード関係者全員がそう思っていたはずだ。
しかし、残念ながらヴィニシウスはその夢を叶えることはできなかった。
CLとラ・リーガは制覇したものの公式戦24得点9アシストと数字的に若干インパクトに欠けたともいえる。
更にはピッチ内での度重なる問題行動もマイナス要因となったと推測できる。
26日に行われたエル・クラシコでも、バルセロナのガビが指を4本たてながら「4-0でバルサの勝利だ」と煽った際、ヴィニシウスは「俺は明日バロンドールを獲りに行くんだぞ」と煽り返していた。
テクニックや創造性は欧州でもトップクラスであるが、その未熟な人間性を指摘するファンや関係者も多い。
来年以降ヴィニシウスがバロンドールを獲るためには、プレー面の実績だけでなく相手選手やチームメイト、ファンなどへのリスペクトを重要視するべきだろう。
今回驚きだったのが、ヴィニシウス個人がボイコットしたのではなく、レアル・マドリード全員がボイコットした点だ。
2位となったヴィニシウスだけでなく、3位のベリンガム、4位のカルバハル、6位のエムバペ、最優秀監督賞を受賞したアンチェロッティ監督も授賞式に参加しなかった。
王者のプライドとも取れるが、フットボール界最大のイベントに唾を吐きかけるような行為として批判も多くなっている。
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