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腕は三流?でも掛け声は一流でいこう! 【出世にも役立つ】カッコいいゴルフの掛け声用語集

その掛け声があなたの出世に役立つかもしれませんよ

「ナイスショット!」に代表されるゴルフプレー中の掛け声は、言わばマナーのひとつ。いくらゴルフが上手くて、ルールに詳しくても、掛け声のひとつもかけられないようではゴルファーとしては不十分といわざるをえません。とはいえ、ゴルフの掛け声にはさまざまな種類があり、特に初心者にとっては謎な用語も少なくありません。わからなければ、「おー!」とか「すごい~!」とかでもいいでしょうが、掛け声をタイミングよく、的確に使い分けられると、一人前のゴルファーに見られるはずです。もしかしたら、その掛け声があなたの出世にも役立つかもしれません。

1.ゴルフの掛け声とは

ゴルフの掛け声とは、その名の通りラウンド中にプレーヤー同士で掛け合う言葉のことです。

ゴルフは大人の社交場と言われますが、腕前を競うだけでなく他のプレーヤーとの交流もまた、重要な要素のひとつ。そのコミュニケーションを円滑にするのが、掛け声なのです。

掛け声のメリット

会心の1打が出た時に「ナイショッ!」、惚れ惚れするようなパットを決めた時に「ナイスイン!」という声がかかると、お約束だとわかっていても悪い気持ちはしないものです。

逆に、例えばド派手なテンプラをかました際、「ザギンの天婦羅~」(後述)などコテコテの掛け声が飛んでくると場が和み、当の本人は「一旦、気持ちを落ち着かせよう」という気づきにつながります。いい大人になっても、ツラい時は誰かになぐさめてほしいですからね。

互いにそうした気遣いができれば、いくらスコアが悪くても「今日のゴルフは楽しかったな」といういい思い出になるはずです。そう、掛け声は大人の社交場における潤滑油。潤滑油は人間関係をスムーズにして、パフォーマンスにも好影響を与えてくれます。

しかも掛け声は、潤滑油とは違ってタダ。いい掛け声を、上手に活用していきましょう。

掛け声の注意点

ゴルファー同士のコミュニケーションを円滑にする掛け声ですが、「声出しておけばいいや」とボールの行方を見届けず適当さがバレバレだったり、「今、ダフリましたね」とKY的なものだったりすると、仇となることがあります。

また、特定の人へのヨイショがすぎると、他のプレーヤーから影で“太鼓持ち”というあだ名をつけられることもあるでしょう。

掛け声はそれなりに大きな声で叫ぶものですから、最大3人はあなたの掛け声を聞いているのです。「記憶にありません」みたいな誤魔化しはききません。相手によっては、「今の掛け声はシャレでした」も通用しません。覆水盆に返らずということをわきまえておくことが大切です。

そうしたトラブルを避けるためにも、掛け声の内容やタイミングには注意しておきましょう。言葉は救いにも刃にもなります。

2.ゴルフの掛け声【基礎編】

まずは、プレー中に使われる基本的な掛け声を紹介します。特に初心者は、これらを覚えておけばOK。自信がなければ、いわゆる“ガヤ”のように他のプレーヤーに合わせておくのが安全策です。

ナイスショット

同伴者がいいショットを放った時に使う掛け声。「ナイショッ」と発するのが一般的です。その発音は「内緒」ではなく、アクセントを「ナイ」に置きましょう。

目上の人や接待のお客さんなどに対しては、「ナイスショットです!」「ナイスです~!」も使われます。メンツや状況に応じて使い分けるといいでしょう。

ナイスオン

ボールがグリーンに乗った時、特にアプローチショットがグリーンオンした際に使う掛け声です。

ボールがグリーンにとどまるかと思いきや、オーバーして脇のバンカーに転がり落ちる悲劇もあるので決して先走らず、あくまでもグリーン上にピタッと止まったタイミングで「ナイスオン!」と発すると安全です。

ナイスイン

ボールがカップに入った時にかける掛け声です。

ゴルフは最後まで何が起こるかわかないゲーム、これもナイスオン同様、ボールが「イン」するまではジッと息を潜め、ボールがカップに吸い込まれるや、祝意を込めて「ナイスイン!」と言うようにしましょう。

ナイスアウト

バンカーや林の中からいいショットを打って、絶好の場所に上手に出せた時に使う掛け声です。

こちらも、ボールが止まった位置を確かめてから言うこと。バンカーショットをした瞬間に叫んでしまうと、実はボールが出ていなかった、ということもあるからです。

プレッシャーのかかるショットだけに、本人も心中穏やかではありません。追い打ちをかけないよう、慎重に声がけをしましょう。

ファー/フォアー

ファー/フォアーとは英語の「Fore」で、「前方」という意味です。打ったボールがコースを外れてしまった場合などに使用し、他のプレーヤーに注意を喚起する掛け声です。

キャディさんがいれば間髪入れず大きな声で「ファー!」と叫んでくれますが、セルフプレーが主流の今、プレーヤー自身が判断して即座に言わなくていけません。ボールが人に当たったら大変なことになりますから、明後日の方向にボールを打ち出してしまったら、臆せず大声で「ファー!」と叫びましょう。キャディさんがいてもいなくても、いつでも「ファー!」を叫ぶ習慣を身につけておくことが大事です。

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