河村勇輝(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「NBA」河村勇輝に大チャンス到来!デリック・ローズの契約解除でグリズリーズの本契約枠の空きが2枠に

河村勇輝(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
パリオリンピックで大活躍した男子バスケ日本代表の河村勇輝に大きなチャンスが訪れている。

グリズリーズがデリック・ローズとの契約を解除したことにより、「エグジビット10契約」で同チームのトレーニングキャンプに参加する河村が2WAY契約を勝ち取る可能性が高まったといえる。

グリズリーズがデリック・ローズとの契約を解除

驚きのニュースが9月24日(日本時間)に飛び込んできた。

グリズリーズがNBA新人王やMVPを獲得したことがあるスター選手のデリック・ローズ(35)との契約を解除したと発表したのだ。

ローズは大きな怪我を繰り返し、昨季も24試合の出場に終わっていた。

グリズリーズからではなく、ローズ側から契約解除を申し出たようだ。

NBAプレーヤーを目指す河村にとっては大きなチャンスに

デリック・ローズの契約解除によって、グリズリーズの本契約選手枠に2つの空きが出ることになる。

2WAY契約選手の3名(スコッティ・ピッペンJr.、キャム・スペンサー、ジェイ・ハフ)のうち少なくとも1名は本契約となる可能性が高いことから、エグジビット10契約をした河村を含む4人の中から1人は2WAY契約に切り替わる可能性があるわけだ。

契約解除となったローズのポジションは河村と同じPGであり、これでPGの契約選手が1人減ったことになる。

出場停止と右肩の手術でシーズンの大半を棒に振ったPGのジャ・モラントは、シーズンはじめからプレーする可能性がある。

圧倒的な得点力を誇るPGなだけに、復帰すればスターター間違いなしだ。

グリズリーズはPGとSGをこなすマーカス・スマートと偉大な父を持つ2WAY契約のピッペンJr.もPGでプレー可能だ。

もしもスマートをSGでプレーさせるならば、3人目のPGとして河村を使う可能性もある。

河村としてはとにかくシーズン前のトレーニングキャンプでアピールすることが重要となるが、アピールに成功すれば夢のNBAプレーヤーになれる状況となったわけだ。

果たして河村は日本人4人目のNBAプレーヤーとなれるのか。

今後の動向に注目だ。

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