三笘薫（写真：アフロ）
9月18日、カラバオカップ3回戦「ブライトン対ウルヴァーハンプトン」の一戦が行われる。
この試合後、中3日でプレミアリーグ第5節が行われるが、現在6位のブライトンは上位陣に引き離されないためにも必ず勝利しなければならない試合となる。
カップ戦とリーグ戦のどちらも上を目指せる戦力を有するブライトン
昨季11位に終わったブライトンは、今季CLやELといった欧州のコンペティションに参戦しない。
しかし、グロスやギルモア、ララーナといった選手は退団したものの、ミンテやグルダ、ウィーファー、オライリー、ラターといった優秀な若手選手を補強しており、戦力的には昨季を上回っているといえる。
国内のリーグ戦とカップ戦に集中できるシーズンだと考えれば、十分に上位進出の可能性があるといえるだろう。
ただし、現時点ではまだチームがまとまりきれていないのも事実だ。
新戦力が多くレギュラーが固定化できていないがゆえに、チーム力はまだ不安定だ。
おそらくあと数試合は不安定さが試合に表れてしまうことだろう。
それゆえに、18日のウルヴス戦と22日のフォレスト戦は、非常に重要な試合となる。
もしもこの連戦を連勝で終えられれば、チーム力も安定しはじめ上昇気流に乗れる可能性もある。
逆に両方の試合を落とすようだと、カラバオカップがなくなるため余剰戦力気味となり、リーグ戦でも上位陣に離されてしまう。
ここはなんとしてでもカラバオカップで勝ち進み、リーグ戦では上位に食らいついていきたいところだ。
三笘薫にとっても重要な2連戦に
三笘薫は今季も変わらずブライトンの主力としてプレーできている。
1得点1アシストとまずまずのシーズンインとなっているが、この2連戦で沈黙となると選手としての評価は落ちていく可能性がある。
実際に14日に行われたイプスウィッチとの一戦では決定機を外しており、それが格下との引き分けに繋がってしまった。
少なくともこの2連戦で1得点もしくは1アシストはしておきたいところだろう。
理想的にはどちらの試合でもゴールもしくはアシストを決めることだ。
チームが連勝しどちらの試合でも三笘がゴールに絡む活躍を見せれば、「エース三笘」を強く印象付けることができる。
果たしてブライトンはこの2連戦を勝利で飾ることができるのか、注目だ。
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