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小祝さくらが史上4度目の“歴史的V” 月曜決戦で栄冠「思い出に残ります」
史上4度目の月曜決戦を制した小祝さくら(撮影:上山敬太)
<アース・モンダミンカップ 最終日◇24日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6688ヤード・パー72>
悪天候の影響で、ツアー史上4度目の月曜決戦となった3億円大会が終了した。後続と6打差の首位で最終日をスタートさせた小祝さくらが3バーディ・2ボギーの「71」をマーク。トータル16アンダーで逃げ切り、今季2勝目、ツアー通算11勝目を果たした。優勝賞金として、ツアー最高額の5400万円を獲得した。
決して楽な戦いではなかった。前半は1ボギーに対して、1つのバーディも奪えなかった。スタート時点で6打あった差が、一時は2打にまで縮まった。もはやセーフティリードではなかった。
チャンスをじっと待ち、パーで耐え続けた小祝に初バーディがきたのは後半14番パー5。続く15番でも伸ばしたことで、勝利に大きく近づいた。3打リードで迎えた最終18番はラフからの3打目を約1メートルにつけると、長い戦いをバーディ締め。安どの笑みを浮かべて、ギャラリーの声援に応えた。
優勝インタビューでは「きょうのゴルフは大変でした。すごく難しかったんですけど、こうして無事に5日間、4ラウンドをプレーできたので、思い出に残る優勝だったと思います」と疲労感と喜びをにじませた。
これでツアー通算11勝目。順調にキャリアを積み重ねているが、まだ公式戦での優勝はない。「まだ何も考えていないんですけど…」と前置きをしつつ、「メジャー優勝を目指して頑張りたいです」と目標を語った。
「月曜日なのに応援にきてくださって、本当に力になりました。これからも引き続き、優勝を目指して頑張ります」。変わらぬ活躍をファンに誓った。
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