IH対応ダッチオーブンおすすめ8選!IHで使う場合の注意点も解説

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IH対応ダッチオーブンの特徴

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基本的に、IH対応のダッチオーブンは一般的なダッチオーブンと機能や使い方は変わりませんが、IHヒーターに乗せるため鍋底に脚が付いていないのが特徴です。

ダッチオーブンの脚は、鍋の下に炭火を入れたり安定させたりするために付いているもの。しかし脚があると鍋がIHヒーターに当たらないため、ほとんどのIH対応ダッチオーブンは脚がカットされています。脚がないと「アウトドアで炭火の上に置いたときに、鍋が不安定になるのでは」と気になる人は、トライポッドや五徳などを使用すると良いでしょう。

またIH対応ダッチオーブンは、IHだけでなくガスコンロでも使えるものがほとんどです。幅広いシーンでダッチオーブンを使いたい人は、IH対応の商品を選ぶと間違いありません。

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IH対応ダッチオーブンの選び方

IH対応のダッチオーブンを購入する際は、当然ですがまず「IHに対応しているかどうか」を確認する必要があります。それからサイズや素材の違いで、自分好みの商品を選びましょう。

サイズ

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ダッチオーブンのサイズは、6〜12インチが一般的です。

サイズ目安 6インチ 8インチ 10インチ 12インチ
直径(約) 15cm 20cm 25cm 30cm
使用人数(約) 1人 1~2人 3~5人 6人以上
炊飯できる容量 1~1.5合 1~4合 1~7合 2~12合

ただし同じインチ数でも、メーカーや商品によって大きさや重さは異なります。上記目安を参考に、実際の大きさを確認したうえで検討してください。またローストチキンやアクアパッツァなど豪快な料理を作りたいときは、直径のほか「鍋の高さ(深さ)」もチェックしましょう。

必要以上に大きいサイズを購入すると持ち運びや管理が大変ですが、小さすぎるサイズはIHが使えない可能性があります。実際にダイソーの4.5インチ(直径11.5cm)ダッチオーブンは、IH対応可能な鉄製であるにもかかわらず「鍋底が小さすぎて、IHヒーターが反応しなかった」との口コミが聞かれています。

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素材

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IH対応のダッチオーブンは鉄、ステンレス製のものがほとんどです。どちらを選ぶかは重さやお手入れのしやすさ、コストで比較すると良いでしょう。

鉄製は最も安価ですが、重さがあり持ち運びが大変です。また使用前後のお手入れも、こまめにおこなわなければなりません。一方でステンレスは軽くて扱いやすい反面、鉄製に比べて圧倒的に高価格です。

使い勝手を重視するならステンレス、コストを重視するなら鉄製のものをおすすめします。

IHヒーターの注意点

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ダッチオーブン自体がIHに対応しているかも重要ですが、自宅のIHヒーターの種類を確認することも忘れてはいけません。IHヒーターには「鉄・ステンレス対応」「オールメタル対応」の2種類があり、それぞれ対応する素材が異なります。

IHの種類 対応する素材
鉄・ステンレス対応 鉄、ステンレス、ホーロー
オールメタル対応 鉄、ステンレス、ホーロー、銅、アルミニウム

鉄、ステンレス製のIH対応ダッチオーブンを購入する場合は問題ありませんが、それ以外の商品を購入する場合は自宅のIHがどちらのタイプかを確認しておきましょう。


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