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【コールマン2024年新作】「トンネル2ルーム/240」と「トンネルシェルター/240」を設営レビュー!

元記事はこちら:【コールマン2024年新作】「トンネル2ルーム/240」と「トンネルシェルター/240」を設営レビュー!


コールマンのトンネル型2ルームテントをレビュー!

左から「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」

2024年4月上旬、コールマンからトンネル型2ルームテント「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」が発売されました。

「トンネル2ルームハウス」「タフスクリーン2ルームハウス」など従来の4〜5人用トンネルテントとは違い2〜3人用のコンパクトなサイズで、設営の手軽さや耐久性がアップした画期的なアイテム!トンネルテントが気になるけれど「大きすぎて使いにくい」「設営が大変そう」と感じていた人にぴったりです。

どんなサイトにもなじみやすいナチュラルなカラーと、コールマンならではのスタイリッシュなデザインも魅力!本記事では「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」について、実際に設営してみてわかったリアルな感想やおすすめポイントを紹介します。

コールマン トンネル2ルーム/240

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅260×奥行き520×高さ180cm
  • 収納サイズ(約):直径30×高さ70cm
  • 重さ(約):13kg
  • 素材:[フライシート]75D ポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) [インナーテント]68D ポリエステルタフタ [フロア]210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) [ポール]アルミ合金 [キャノピー]スチール
  • 耐水圧(約):[フライシート]1,500mm [フロア]2,000mm
  • 収容人数:2~3人

コールマン(Coleman) トンネル2ルーム/240

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コールマン トンネルシェルター/240

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅260×奥行き520×高さ180cm
  • 収納サイズ(約):直径30×高さ70cm
  • 重さ(約):16kg
  • 素材:[フライ]75D ポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) [インナー]68D ポリエステルタフタ [フロア]210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) [ポール・リッジ]アルミ合金 [キャノピー]スチール
  • 耐水圧:[フライ]1,500mm [フロア]2,000mm
  • 収容人数:2~3人

コールマン(Coleman) トンネルシェルター/240

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1人でも設営できるシンプルな構造

「トンネル2ルーム/240」設営の様子

トンネル型テントと聞くと「設営に時間がかかりそう」と感じる人も少なくないのでは?コールマンの「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」はシンプルなつくりで設営も簡単です。どちらも基本的な設営・撤収方法は同じ。

使うポールはメインポール3本とリッジポール1本の合計4本のみ。全てのポールをスリーブに通して立ち上げれば自立するので、あとはピンと張るようにバランスを見ながらペグで固定すればOKです。

ポールやストームガードを固定する自在ロープが使用する場所によって色分けされており、設営しやすい工夫がたっぷり詰まっているため、初めて設営する際も迷わずに済むはず。作業自体は1人でも可能ですが、テントの左右を行き来する必要があるため、2人で両サイドから同時に作業するとスムーズです。

リッジポールつきで天井がたわみにくい

3本のアーチフレームの上に、垂直に交わるようにリッジポール(写真中央)を通すことで剛性を高めているのも特徴のひとつ。実際、ペグを打っている最中に強い風が吹いてもびくともせず、フレームの強さが実感できました。

一般的にトンネル型テントは、ポールを通しただけでは自立しないため、設営中ぐにゃりと動いて固定するのに苦労するもの。その点こちらのトンネル型テントはリッジポールがあることでしっかり自立してくれて、設営にストレスがありません。トンネル型テントの弱点でもあった耐風性を改善し、テントの安定性と強度が高められています。

コンパクトサイズで使い勝手が良い

身長170cmほどの男性が寝てぴったりな奥行き

「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」は、トンネル型テントの中ではややコンパクトなサイズ。インナーテントは240×240cmの正方形で、大人が2~3人で使うのにちょうどいい大きさです。コット2つと荷物を入れても余裕があるサイズ感。

同じくコールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」など、ダブルサイズのマットも余裕で入るので、小さな子ども連れのファミリーにとっても使い勝手がよさそうです。

重さは「トンネル2ルーム/240」が約13kg、「トンネルシェルター/240」が約16kg。1人で長い距離を持ち運んだり、バイクに積載したりするにはやや重くてかさばりますが、オートキャンプでクルマをサイトに横付けできるならまったく気になりません。キャリーバッグの持ち手がやや長めなので、肩掛けすることもできます。

コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル

バルブを開けるだけで自動膨張する機能的なマット。膨らみが足りないときは、収納袋をポンプのように使って空気を調節できます。厚さはなんと最大10cm。底冷えや底つき感もなく、朝までぐっすり眠れます。

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅200×奥行き128×高さ10cm
  • 収納サイズ(約):直径31×高さ70cm
  • 重さ(約):5kg 
  • 素材:ポリエステル、ポリウレタンフォーム

コールマン(Coleman) エアーマット キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル 2000036154

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フルスカート装備で寒い時期も安心

「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」は、テントの全周にスカートが取りつけられています。スカートとは、フライシートの下部についているひらひらした裾の部分のこと。テントと地面の隙間を埋めてくれるので冷気が入りにくく、保温性がアップします。さらに、雨水や虫の侵入も防げるので、オールシーズン快適に過ごせます。

換気性能を高める装備も万全

テントの前方と後方上部には換気ができるベンチレーションを搭載。さらに別売のリバーシブルファンベンチレーションが取りつけられるベンチレーションウィンドウ(写真上)がついているので、効率良くテント内の空気を循環させられます。

ケーブルやコントローラーを収納できるスリーブも装備されていて、見た目もすっきり。もちろん、使用しないときはフルクローズにできるのでシーンに合わせて使い分けられます。

コールマン リバーシブルファンベンチレーション

むしむしするテント内の空気を循環させ熱気がこもらないようにしてくれるアイテム。直接風を当てて扇風機として使うこともできます。USBタイプなのでモバイルバッテリーでの使用も可能。専用の収納ケースつきで持ち運びにも便利です。

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):[ファン]直径18×高さ7.5cm
  • 重さ(約):300g
  • 素材:ABS樹脂、ポリエステルほか

コールマン(Coleman) リバーシブルファンベンチレーション

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キャノピーポールが標準付属!

「トンネル2ルーム/240」「トンネルシェルター/240」どちらにもキャノピーポール2本が標準付属。フロントパネルを跳ね上げれば、前室を拡張できます。

遮光性も高く、しっかり日差しが防げるのもうれしいポイント。この日は快晴でしたが、パネルの下には濃い影ができており、サングラスを外して快適に過ごせました。夏場は日陰が確保できるだけで快適性が大きく変わるため、こちらも重要視したいポイントです。


「トンネル2ルーム/240」のおすすめポイント

「トンネル2ルーム/240」を実際に設営してわかった、おすすめポイントを紹介します。

リビング側をフルオープン、フルクローズ可能

リビング側のD型ドアは下までフルオープンできるため出入りが楽々。レイアウトに合わせて使い分けもできます。もちろん、ドアを閉めればフルクローズにできるので悪天候時も安心です。

また、天井の高さは180cmあるためフルクローズにしても圧迫感が少なく、比較的ゆったり使えます。寝室側はメッシュパネルになっているため通気性も良好です。

インナーがつり下げ式でシェルターとしても使える

インナーテントはつり下げ式。フロア部分のバックルを固定し、フライシートについたリングにフックを引っ掛けていくだけなので慣れていなくても簡単に取りつけられます。正面ドアには大きなブランドロゴ、天井に位置するフックは赤く色分けされているので、設営時にインナーテントの向きに悩む心配もありません。

インナーテントの前面には電源コードの取り出し口があり、電化製品を使用する際に役立ちます。後方上部にはベンチレーションウィンドウが搭載されているため、インナーテント内もしっかり換気が可能。インナーテントを取り外せばシェルターとしても使えます。


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