ボランチのOAに遠藤航と守田英正案が浮上!五輪代表キャプテン藤田&副キャプテン松木もサブ降格の可能性あり
松木玖生(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
今夏行われるパリオリンピックに出場する男子サッカー日本代表だが、3枠ある24歳以上の選手(オーバーエイジ枠)の内2枠をボランチに使用する可能性が高まっている。
すでに遠藤航と守田英正が所属するクラブとの交渉も進んでおり、選手本人も出場に前向きとのことだ。
もしも遠藤&守田がオリンピック代表にオーバーエイジ枠で参加となれば、キャプテンを務める藤田譲瑠チマと副キャプテンの松木玖生もサブ降格の可能性が高まる。
冨安や板倉、町田、田中碧の招集は断念か
パリオリンピック男子サッカー日本代表のオーバーエイジ枠は大きな注目ポイントとなっているが、噂されていた冨安健洋や板倉滉、町田浩樹、田中碧の招集は断念することになりそうだ。
予備登録メンバーの50人のリストから外れたと関係者が述べており、これにより遠藤や守田、さらには谷口彰悟らがオーバーエイジ枠で招集される可能性が高まったことになる。
選手自身は出場に前向きとなっているため、残るは各クラブとの交渉となる。
藤田&松木にとっては逆風か
久保建英がパリオリンピックに不参加となることで、キャプテンの藤田譲瑠チマと副キャプテンの松木玖生に集まる期待値は大きくなるかと思われたが、もしもA代表のキャプテンである遠藤航と主力の守田英正が参戦となれば、藤田と松木がサブに降格する可能性も高くなる。
2人にとって欧州に名前を売る最高の舞台となるだけに、試合への出場時間が少なくなることはアピールできなくなることを意味する。
特に松木にとって今夏は大事な時期となる。
Jリーグ屈指の選手へと成長を遂げ、今夏欧州に活躍の場を移す可能性は非常に高い。
しかし、パリオリンピックに参戦したとしても多くの時間をベンチで過ごすことになれば、アピールできず移籍に悪影響を及ぼすことにもなりかねない。
もしもオリンピックまでに欧州クラブへの移籍が実現していたとしても、クラブ側のキャンプに参加できずにオリンピックでベンチメンバーとなれば参加するデメリットが非常に大きくなる。
果たして遠藤や守田はオーバーエイジに選ばれることになるのか、その動向に注目だ。
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