27歳の誕生日を迎えた三笘薫。ブライトン残留かそれともアーセナル移籍か
三笘薫(写真:ロイター/アフロ)
5月20日、日本代表MF三笘薫が27歳の誕生日を迎え、自身の公式インスタグラムで感謝の気持ちを綴った。
ブライトンとの契約は2027年6月までとなっているが、デ・ゼルビ監督が今季限りで退任となり三笘自身もプレミアリーグの強豪クラブへの移籍が噂されている。
ブライトン残留と移籍の可能性
三笘は今季26試合に出場し3得点5アシストという結果となり、期待されたような数字を残すことができなかった。
来季も契約中のブライトンでプレーする可能性もあるが、怪我により移籍金も以前の5000万ユーロ(約84億円)から低下していることを踏まえれば、プレミアリーグの強豪クラブから正式ファーがくる可能性も高い。
特に現実的なのがアーセナルだ。
リヴァプールやマンチェスター・シティへの移籍も噂されているが、リヴァプールの左WGはルイス・ディアスがおり、右WGのサラーが移籍濃厚であるため補強ターゲットは右WGの方が優先順位が高い。
マンチェスター・シティに関してはドクとグリーリッシュというワールドクラスの左WGが在籍しているため、可能性はかなり低い。
アーセナルについてもマルティネッリとトロサールという強力な左WGが在籍しているが、マルティネッリとトロサール共に違うポジションでもプレー可能であることから、三笘の移籍もありえる。
なにより『3ADDEDMINUTES』が報じている通り、アルテタ監督が三笘獲得を熱望しているという点が大きい。
冨安健洋の能力とサッカーに対する姿勢を熟知しているアルテタならば、日本人選手に対する偏見もない。
44試合に出場し8得点5アシストのマルティネッリならば、実力的にも十分に三笘はポジションを奪えるはずだ。
そしてトロサールは左WGだけでなく右WG、CF、インサイドハーフなどでもプレーできるため、ブライトンの時のように共存も可能だ。
三笘がアーセナルに移籍することになれば、左サイドで冨安と三笘が縦関係でプレーするといった場面も見られるだろう。
三笘の特性を完璧に理解している冨安がいることで、三笘も存分にその能力を発揮できるはずだ。
今季序盤の過密日程により徐々にパフォーマンスを落とし、結局怪我を繰り返した。
世界で最もタフなリーグであるプレミアリーグでは、メガクラブで他の選手とローテーションしながらプレーしていく形がベストだといえる。
果たして三笘は来季もブライトンでプレーするのか、それともアーセナルへの移籍を決断するのか。
その動向に注目だ。
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