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えっ、PXGの新作に『GEN』がない!?『Black Ops』ドライバーはウェイト調整で【10K】MOIも可能、1月24日デビュー

PXGの新たなウッドのフラッグシップ『Black Ops』シリーズ

PXGが新しいウッドのフラッグシップ『PXG Black Ops』を発表した。これまでのフラッグシップには世代を表す『GEN』と名が付いたが、ウッドを刷新。『Ops = OPERATION』の略で、米軍で使用される略語だとか。新しくカーボンソールを配し、フェースのチタン素材も変えるなど、大幅アップデートした新シリーズの誕生だと言う。
 
創業者でCEOのボブ・パーソンズ氏は「なぜゴルファーはやさしさを高めるために飛距離を妥協してしまうのか常々疑問でした」と言い、「この課題に焦点を当てた研究開発に取り組んできて、ついに問題を打破できた。『Black Ops』ウッドは矢のように真っすぐボールを飛ばし、驚くほどやさしくスタイリッシュです」と、自信をのぞかせる。

『PXG Black Ops』の性能向上のため、開発者は素材に徹底的にこだわり、独自の高強度チタン合金素材を使用した【AMFテクノロジー】搭載のフェースを開発。
 
「部分肉厚設計の採用でフェースのどこで打っても一貫した、効率的なエネルギー伝達が可能です。高精度で一貫した加工が可能なロボット研磨で製造することで、フェースの水平・垂直方向の曲面を戦略的に調整。そのため、曲率半径がバルジとロールで異なります。この設計でオフセンターショットに対するクラブの反応が最適化され、やさしさと全体のパフォーマンスが向上しました」(同社広報)
 
『GEN6』のボディに付けると性能に顕著な向上が見られ、開発陣は「新しい高強度複合ボディ構造にすればもっと進化する」と確信。そこで、クラウンとソールの軽いカーボン部は、高度な圧縮工程のハイグレードカーボンで成形。ヘッド内の重量配分も向上させ、MOIを高めて重心を低く・遠くへ移動。高打ち出しでスピン量を抑え、飛距離を伸ばせたとか。
 
そのため、『Black Ops』は過去最速で契約プロの急激なスイッチが進行中だとか。
 
PGAツアーのジョエル・ダーメンは「構えた時の見え方もフェースから伝わる打感も素晴らしい」と絶賛。エリック・コールは『Black Ops』投入週のザ・RSMクラシックでいきなり3位に入り「やさしさとスピードのバランスが素晴らしい。このドライバーに替えてスピードと安定感、芯を外した時のパフォーマンス向上を実感できた。顔つきも素晴らしく、ツアーでも自信を持って打てる」と話す。
 
標準の可変ウェイトは12.5gと2.5gでスピンとバイアスを調節し、個々のプレースタイルに合わせた微調整が可能。(追加ウェイトは2.5/5/7.5/10/12.5/15/17.5/20gから選択)『Black Ops』ドライバーは標準設定でも上下MOIを前作より26%も引き上げたが、追加ウェイト次第では、ピンやテーラーメイドの最新作を越える「10K=10,000g・cm²」以上の設定も可能になる。
 
ドライバーは2つの形状から選べる。投影面積の大きな『Black Ops』(税込104,500円)は、幅広い層のゴルファーが対象。『Black Ops Tour-1』(115,500円)は、ツアー選手のフィードバックに応えたディープフェースと強いカーブのクラウンで、アドレス時に力強さを感じさせる。その他、FW49,500円)ハイブリッド46,200円)も同時発売となる。

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