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プレーオフで“直ドラ”競演 岩井姉妹がベストショット賞「絶対に負けたくなかった」【JLPGAアワード受賞者の声】

ベストショット部門で受賞した岩井明愛(左)と千怜(撮影:福田文平)

20日、都内ホテルで「JLPGAアワード2023」が開催された。メディア賞の『ベストショット部門』は、プレーオフで“直ドラ”の競演を見せた岩井明愛・千怜姉妹がダブル受賞となった。

今年5月の「RKB×三井松島レディス」で、史上初の“双子プレーオフ”に挑んだ岩井姉妹。ベストショットに選ばれたのは、延長戦2ホール目(18番パー5)でのセカンドショットだ。

まず、姉の明愛がフェアウェイからドライバーを振り抜くと、負けじと千怜も直ドラで対抗。二人とも一気にグリーン手前のラフまで運んだ。結局、バーディパットを沈めた千怜に軍配が上がったが、最高潮までギャラリーを盛り上げた姉妹が異例の“ダブル受賞”となった。

【岩井姉妹 受賞コメント】
■岩井明愛
「もちろんスプーンの選択肢もあったけど、『攻めたい』とドライバーでいきました。今年は千怜と二人で最終日最終組やプレーオフ、海外メジャーにも挑戦できた。一番うれしいのはお互い優勝できたこと」

■岩井千怜
「(プレーオフは)絶対に負けたくないという思いだった。最初ドライバーの選択は頭になかった。明愛がドライバーを抜いたので、『それもありだな』とドライバーを抜きました。二人でメルセデス・ランク上位だったこともうれしい。ここに二人で立てて、今まで頑張って良かったと思う一年でした」

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