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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

レアル・ソシエダが昨季CL準優勝クラブのインテルと引き分けGS1位通過!ベスト8も現実的な目標に

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
12月12日、CLグループD第6節「インテル対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、0-0の引き分けに終わった。

日本代表MF久保建英は右WGでスタメン出場し86分までプレー。

厳しいマークにあいながらも随所に好プレーを披露し、ソシエダのグループステージ1位突破に貢献した。

前半は73%とボールは支配するもチャンスに結び付けられなかったソシエダ

お互いにリーグ戦から中2日での試合ということもあり、激しい攻防というよりも膠着状態で試合は進んだ。

インテルは体力を温存しながらレアル・ソシエダにボールを持たせる。

ソシエダはボールこそ保持できるものの、CFのサディクにボールが収まらずチャンスをあまり作れない。

久保サイドは特にインテルの守備陣がしっかりとスペースを埋めた陣形であったため、なかなか久保もボールを持てない状態が続いた。

ソシエダが引き分けに持ち込み1位通過

後半も膠着状態が続いていたが、ソシエダは61分にサディクに代えてトゥリエンテスを投入すると攻撃が活性化する。

75分には久保が右サイドでドリブル突破しエリア内に侵入。

DFに倒され一度はPK判定が下るも、VAR判定によってシミュレーションの判定に変わり久保にイエローカードが提示された。

その後も久保を起点としていくつかチャンスを作ったソシエダだったが得点には至らず。

インテルも終盤に途中交代で投入されたラウタロ・マルティネスがエリア内でシュートを放つが枠をとらえきれず、結局試合は0-0のスコアレスドローとなった。

1位通過となったことでラウンド16でのマンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘンといったメガクラブの対戦を回避することになったソシエダ。

まだグループE~Hの最終戦が終わっていないため確定はしていないが、ラウンド16ではコペンハーゲンやPSV、ナポリ、ラツィオ、ライプチヒなどとの対戦となる可能性が高まった。

しかし、「死の組」と称されたグループFの2位通過クラブだけは強豪となる可能性が高い。

可能性として高いのはドルトムントかパリ・サンジェルマンか。

いずれにしても、1位通過できたことでクラブ初となるベスト8進出も現実的な目標になったといえるだろう。

決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選は12月18日を予定している。

ラウンド16第1戦は2024年2月14日or15日、21日or22日に行われる予定だ。

果たして久保は最高峰の戦いの中で活躍することができるのか、そのプレーに注目だ。

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