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山本由伸、最終候補は4チームか、契約金総額3億ドル(約442億円)の可能性も
写真:山本由伸 (AP/アフロ)
メジャーリーグにおけるオフシーズン最大のイベントである「ウインターミーティング」が行われているが、目玉候補となっている山本由伸(25)の争奪戦は終盤戦に突入している。
10球団以上が獲得に興味を示す中、最終候補としての残っているとされているのはドジャース、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツの4チームとなった。
その契約金の総額はなんと3億ドル(約442億円)にも達すると予想されている。
山本由伸の移籍先は近日中に決着する可能性が高い
ポスティング制度でメジャーリーグ移籍を目指している山本由伸だが、プレーする球団は意外と早く決まる可能性が高い。
25歳で日本野球界において3年連続投手4冠を達成し、WBCでも活躍した逸材だけに、先発の柱として長年計算できる。
そのため契約金は高騰しており、必然的に獲得できる球団は絞られた。
各球団との交渉も進み、現在は4チームに絞られたとされる。
ヤンキースのブーン監督は、「過去に一度会っており、今後また会う予定がある」と交渉中であることをほのめかしている。
GMのブライアン・キャッシュマンが来日し直接視察するなど、その本気度は高い。
ドジャースに関しては、大谷翔平とのW獲りを画策しているとの噂もあるが、もしも大谷獲得から撤退するようならば大本命として山本の獲得に力を入れるだろう。
そしてジャイアンツも本気度が高い。
ボブ・メルビン監督が「90マイル後半の速球とカーブという緩急が魅力で、さらに25歳だ」とその実力と将来性を絶賛。
メッツもメンドサ新監督が山本の獲得に意欲を見せている。
すでにFAのセベリーノを獲得しているが、山本を獲得することでプレーオフを戦い抜く層の厚さを狙う。
交渉期間は2024年1月4日までとなっているが、すでに4球団に絞られている可能性が高いことからも、クリスマスまでに決着する可能性も高そうだ。
山本自身も一度は日本に帰国したが、すでに再びアメリカに向かっている。
果たして山本は来シーズンどの球団のユニフォームを着てプレーすることになるのか、その動向に注目だ。
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