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稲見萌寧が米国ツアー参戦を表明 チームで話し合い決断「将来のことを考えて」

稲見萌寧は来季、米国ツアーを主戦場にすることを発表(撮影:福田文平)

<伊藤園レディス 事前情報◇9日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

先週の「TOTOジャパンクラシック」で優勝した稲見萌寧が今週の開幕前の会見に臨み、来季の米国女子ツアーへの参戦を表明した。日本で行われた米公式戦での優勝とあって、その動向にも注目が集まったが、主戦場を米国に移すことを決断した。

「私自身で勝ち取った権利。チームと話し合った結果、将来のことを考えてもアメリカツアーで戦ったというのは大きなものになる。チームも了承してくれて、サポートしてくれるというので挑戦してみようかなと」

TOTOを制した後は「フィフティ・フィフティ」と、まだ決意は固まっていなかったが、その後、チームで話し合いを重ねて結論を出した。「ひとつの新しい人生として、自分のためになるよう全力で挑戦。そこから目標を立てていければいいかな」と、まずは挑んでみて、その後の描く道を決めていくつもりだ。

これまで日本の永久シード獲得(30勝)を目標にしてきたが、それは“一休み”。これまで海外メジャーへの出場は続けてきたが、いよいよメンバーとして本格的にツアーを戦う。「年間で出られる権利を勝ち取ったのは大きい」。この結論を持って、期限の現地時間13日までにメンバー登録を進めていく。(文・間宮輝憲)

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