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注目の新ブランド『LIN-Q』は“飛距離特化”のアスリートシャフトだった!?

リッキー・ファウラーなど、米国男子ツアーで活躍する選手の愛用者が多い『LIN-Q(リンク)』。最新作の『LIN-Q BLUE EX』はどんな性能に仕上がっているのか?

アメリカで生まれ育ったブランドの最新作が日本でも発売

USTマミヤは10月6日(金)、新たなブランド「LIN-Q(リンク)」シリーズから、最新モデル『LIN-Q BLUE EX』を発売した。
 
「LIN-Q」は、米国男子ツアーの選手に向けて開発されたアメリカ生まれのブランドだ。2019年に供給をスタートしてから年々使用者を増やしており、昨年はリッキー・ファウラーがFWで「LIN-Q」シリーズのシャフトを装着して復活優勝を果たしている。世界中の最新ギアが集まる米国男子ツアーにおいて今、最も注目されているブランドの一つだと言えるだろう。
 
そんな米国で人気を博しているブランドが、ついに日本市場でも発売となったわけだ。近年、海外で生まれたブランドのシャフトが日本に“逆輸入”されて大ヒットとなるケースも増えているだけに、同じ流れで日本に入ってきた『LIN-Q』が気になっているゴルファーも多いだろう。そこで今回は登録者数11.8万人を超える人気YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」でお馴染みの“令和の試打職人”石井良介プロに、『LIN-Q』の性能について、試打をまじえながら解説してもらった。

思い切り叩けて、ダウンスイングのスピード感もある

まずは、『LIN-Q』の“6X”が装着されたドライバーを石井プロに試打してもらった。
 
「切り返しでは手元の軟らかさが感じられ、しっかりタメを作ることができます。面白いのは、そこから粘るのではなく、ビュン!と強烈にシャフトがしなり戻って、ヘッドが走ることです。そして、ダウンスイングのスピード感があるのに、左に曲がるミスが出ないことも特徴的ですね。ヘッドが走るのに引っかけが怖くない不思議な振り心地でした」(石井プロ)
 
『LIN-QブルーEX』には、高性能な素材がふんだんに使用されている。高強度・高弾性かつ超低重量な「トレカ®T1100G」をシャフト全長に採用し、先端には「トレカ®M40X」を使うことで押し感の強いインパクトを実現。さらにUSTマミヤが独自の配合で作り上げた「Q・Ply Core」を用いることで、シャフトが“つぶれずにしなる“ので、スピーディにヘッドが戻るようになっている。

「シャフト全体に高弾性シートを使ったりと、素材にこだわっていることが、『LIN-Q』の鋭く振り切れるフィーリングにつながっているのは間違いないでしょう。ダウンスイングのスピード感、ビュンとヘッドが走る感じは、高性能な素材を使わなければ実現できないフィーリングです。その上でトルクをしっかり抑えているので、ヘッドスピードの速いゴルファーが叩いても打点がブレにくいし、自分の意図した通りの弾道で飛ばすことができるのです」(石井プロ)

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