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渋野日向子はアンダーパーにも不満 チャンスメークならず 「難しいラウンドだった」

渋野日向子は不満が残る1アンダー。明日以降はビッグスコアを狙いたい(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 初日◇26日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>

出だしからボギーを喫する展開となった渋野日向子は、最終ホールもボギーとして1アンダーでのフィニッシュ。悔しい終わり方となったが、その後に雷雨のため中断となったことを考えれば、ホールアウトできたのは救いだ。

1番からいきなりティショットを右に曲げてボギースタート。続く2番、今度は2打目を左に曲げてラフに飛び込んだ。次のアプローチは1メートルに寄せてパーセーブとし落ち着くと、ここからはショットも安定し、迎えた4番パー3。1.5メートルのチャンスにつけたが、今度はこのパットを外して悔しいパーとなってしまった。

「不安はあったけど、耐えてはいたかなと思います」。ショットはラウンドが進むにつれ改善。フェアウェイヒットは10/14。パーオンも15/18ホールと数字だけをみれば悪くないが、「ロングパットも多かった」となかなかチャンスメークできず、バーディ量産とはいかなかった。

長い距離のファーストパットを寄せることはできても、「タッチを合わせるくらいしかできていなかった」とスコアを伸ばす展開に持ち込めない。「難しいラウンドだった」と絞り出すのが精一杯だ。

8番パー3ではピン奥8メートルを沈めてバーディを奪い、14番の短いパー4ではティショットをグリーン右に運び、狙い通りのバーディを決めて2アンダーまで浮上した。だが、最終ホールのパー5でボギー。なんとも流れが悪い一日に悔しさが募る。

1アンダーは暫定52位タイ。シード獲得に向けては高ポイントを狙いたいところだが、上位進出にはビッグスコアが必要となった。「まだあと3日あるので」と逆襲を目指し、結果を求め続けていく。(文・高桑均)

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