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今後アジア勢との試合が続くサッカー日本代表、チュニジア戦では内容結果共に確かな手応えが必須
旗手怜央(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
10月17日、キリンチャレンジカップ「日本代表対チュニジア代表」の一戦が行われる。
今回のチュニジア戦を終えるとW杯アジア2次予選やアジア杯などアジアの国との試合が続くため、このチュニジア戦は貴重な試合となる。
前回の対戦(2022年6月14日)では0-3で敗れているため、確かな内容はもちろん「勝利」も求められる。
韓国に4点差で敗れているものの実力は確かなチュニジア代表
チュニジア代表は10月13日に韓国代表と対戦し、0-4で敗れている。
しかし、戦前の予想では互角の戦いとなるとの見方が強く、決して弱い国ではない。
実際に2022年6月に日本代表が対戦した際には、チュニジアに0-3で敗れている。
日本の特徴をよく研究しており、激しいプレスをかけてくるなど内容的にも苦戦を強いられた。
板倉滉や遠藤航、南野拓実、伊東純也、浅野拓磨、久保建英、田中碧、古橋亨梧らが前回のチュニジア戦を経験しており、その手強さを理解しているはずだ。
2022W杯でも、デンマーク相手に引き分け、フランス相手に勝利するなど確かな実力を持つ。
アジアの国との対戦が続く日本にとっては重要な一戦に
日本代表はW杯でベスト8以上を目指しているため常に欧州や南米、アフリカの強豪と試合ができればベストだが、アジア圏である以上はW杯予選やアジア杯などに参加しなければならない。
その期間は強国と対戦できないため強化面ではなかなか厳しいのが現実だ。
チュニジア戦を最後に当分の間アジア圏以外の国との対戦はできないため、この一戦は国際親善試合ではあるが非常に重要な位置付けだと捉えられる。
強国を含んだ国際親善試合で6連勝してW杯アジア2次予選とアジア杯に入るのと、チュニジアに負け5連勝でストップした状態でアジア勢との戦いに臨むのとでは勢いも変わってしまう。
久保建英や旗手怜央、上田綺世といった「実力者であるが日本代表でポジションを掴み切れていない選手」からしても、しっかりと強国相手にアピールをしておきたいところだろう。
果たしてこの節目となる試合で日本代表は勝利を収めることができるのか、その戦いに注目しよう。
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