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驚異のシーズン25得点ペース!久保建英が今季4得点目を奪いソシエダの勝利に貢献
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
9月24日、ラ・リーガ第6節、「レアル・ソシエダ対ヘタフェ」の一戦が行われ、4-3でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英は、右WGでスタメンフル出場し、試合開始早々に得点を挙げるなどチームの勝利に貢献した。
ソシエダはこの勝利で勝ち点を9に伸ばし、8位に順位を上げている。
久保はこの試合の得点でシーズン4得点目となり、得点ランキング4位タイに浮上している。
超過密日程でもスタメンフル出場でチームを勝利に導いた久保
9月12日のトルコ戦でフル出場し、17日のレアル・マドリード戦もフル出場。
さらに20日のCL第1節インテル戦では72分までプレーしこのヘタフェ戦でもフル出場を果たした。
12日間で4試合という超ハードスケジュールをこなした久保は、結果も着実に残している。
この日行われたヘタフェ戦も、前半2分という早い時間帯にエリア内右でブライス・メンデスからのパスをダイレクトでファーサイドへシュートを放ち得点を奪った。
ボールを持てば高確率でチャンスを作り、守備でも高い強度を示し続けた。
チームも1度は逆転されるも後半に再逆転し勝利を飾った。
スタートダッシュに失敗し勝たなければならなかった試合だっただけに、ソシエダにとって非常に大きな勝利であったといえるだろう。
ラ・リーガ屈指の右WGとなった久保
躍進を果たした昨季は、ラ・リーガで35試合に出場し9得点4アシストという数字を残した久保。
しかし、今季は6試合ですでに4得点1アシストを記録している。
このペースで得点を量産するとなると、シーズン25得点となり、アシストを含めた得点関与の数字は30得点を上回ることになる。
昨季のラ・リーガ得点王レヴァンドフスキは23得点、2位のベンゼマが19得点、3位のホセルが16得点であることから、なんと現在のペースならば得点王も狙えるほどだ。
それほど素晴らしいスタートを切った久保は、好調な滑り出しとなっただけでなく単純に「ワンランク上の選手になった」といえる。
右サイドでボールを持った際には、もはや1対1では対応できないほどのプレーを披露し続けているのだ。
縦へのドリブルを警戒すれば中にカットインされファーサイドorニアサイドへのコントロールショットを決められる。
中へのカットインを警戒すれば、縦にドリブルで仕掛けられ決定的なクロスを配球されてしまう。
さらに今季は、エリア近くで2人がかりでマークし中と縦の両方を切ったとしても、細かなキックフェイントでタイミングをずらされエリア内にクロスを配球される。
飛びこめば容易にかわされてしまうため、対応がどうしても後手後手に回ってしまうのだ。
飛躍を果たした昨季よりもさらにレベルアップしている久保。
今季はどこまで得点やアシストを伸ばすのか、その活躍に今後も注目だ。
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