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松島 幸太朗(写真:ロイター/アフロ)

野球やサッカーに続け!ラグビーワールドカップ初戦勝利で盛り上がる日本代表

松島 幸太朗(写真:ロイター/アフロ)
9月10日、ラグビーワールドカップ1次リーグプールD「日本対チリ」の一戦が行われ、42-12で日本代表は見事初戦を勝利で飾った。

ワールドカップ初戦となったこの試合では、チリに先制されたものの怪我から戻ってきたファカタバのトライを皮切りに点差を広げ、危なげなく勝利した。

スクラムで何度も押し込みトライを奪い松田力也も6度のコンバージョンを決めた。

タックルミスなどもあり完璧とはいえなかったが、初戦としては十分な出来だったといえるだろう。

主将を務める姫野和樹は左足の負傷により欠場したものの、次戦以降は復帰する可能性もある。

チリ戦は視聴率19%を超える注目度の高い試合に

ラグビーワールドカップのチリ戦はNHK総合で生中継されたが、後半の平均視聴率は19.7%(前半は19.3%)とかなりの高視聴率となった。

ワールドベースボールクラシックやサッカー日本代表の躍進など、ここ数年の日本スポーツ界は確実にレベルアップを果たしており、比例するように注目度も高まっている。

ラグビー日本代表もこの勢いに続き、ワールドカップで決勝トーナメント進出を果たしたいところだろう。

「笑わない男」として広く知られるようになった不動の1番プロップ(スクラムの柱)の稲垣啓太や2019年ワールドカップでエースとして躍動した松島幸太朗など、注目選手も多い。

決勝トーナメントに進出できれば、日本ラグビー界を大きく盛り上げることができることだろう。

2戦目以降は強豪との戦いが続く

ワールドカップ初戦で勝利したチリ代表は世界ランキング22位であり、14位の日本代表からすると格下だった。

しかし、同じ予選プールに入ったイングランド、サモア、アルゼンチンはチリとは別格の強さを誇る。

最新の世界ランキングでは、アルゼンチン6位、イングランド8位、サモア12位となっており、3チームとも日本代表からすると「格上」となる。

このプールDで上位2位に入らなければ決勝トーナメントに進めないため、少なくとも3チームのうち2チームに勝利しておきたいところだ。

日本代表の次戦は9月18日に行われるイングランド代表戦となる。

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