いざパリ五輪へ!バレーボール女子日本代表12人決定!ディフェンスの固さとエース古賀紗理那に期待
古賀紗理那(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
7月1日、日本バレーボール協会はパリオリンピックに臨む12名のバレーボール女子日本代表選手を発表した。
古賀紗理那、石川真佑といった主力が順当に選出されたほか、交替選手として山岸あかねが選出された。
パリ五輪女子バレーボール日本代表
・セッター
岩崎こよみ(埼玉上尾メディックス)
関菜々巳(日本バレーボール協会)
・アウトサイドヒッター/オポジット
林琴奈(JTマーヴェラス)
古賀紗理那(NECレッドロケッツ川崎)
石川真佑(イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ)
井上愛里沙(ヴィクトリーナ姫路)
和田由紀子(日本バレーボール協会)
・ミドルブロッカー
山田二千華(NECレッドロケッツ川崎)
宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路)
荒木彩花(SAGA久光スプリングス)
・リベロ
小島満菜美(NECレッドロケッツ川崎)
福留慧美(デンソーエアリービーズ)
・交替選手
山岸あかね(埼玉上尾メディックス)
東京オリンピックに出場し今年代表復帰を果たしていた黒後愛(埼玉上尾メディックス)は選外となった。
世界にも通用するリベロとエースでありキャプテンの古賀紗理那が生命線
東京オリンピックでは10位とメダルに遠く及ばなかったが、このパリオリンピックではメダルを狙っていくはずだ。
2023年のワールドカップで3位、2024年のネーションズカプでは2位になっており、実力的にも十分にメダルを狙える。
リベロとして選出された小島満菜美と福留慧美の2人がディフェンスの要となるのは間違いないが、オフェンスではエースの古賀紗理那の出来がポイントとなる。
世代別代表でも常に中心選手として活躍してきた古賀は、このパリオリンピックにキャプテンとして臨む。
180センチと決してアウトサイドヒッターとしては世界的にみて高くはないが、緩急をつけたサーブや左右に打ち分ける際もほとんどフォームが変わらないといった強みを持っている。
スパイクのするどさや300センチを超える最高到達点を誇るジャンプ力なども魅力だ。
かつて代表のキャプテンを務め日本女子バレー界を牽引した憧れの木村沙織のように、そのプレーとキャプテンシーでチームを勝たせることができるのか。
2012年ロンドン五輪以来となるオリンピックでのメダル獲得を目指す女子バレー日本代表。
古賀紗理那を含めた代表選手たちのプレーに注目だ。
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