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デビスカップ初日、前年ベスト8のスウェーデンにダニエル太郎は敗れるも綿貫陽介が勝利!<SMASH>

日本チームはダニエル太郎(左)が敗れたものの、先陣を切った綿貫陽介(右)は貴重な勝利をもぎ取った。写真提供=日本テニス協会
男子テニスの国別対抗戦「2022 デビスカップ by Rakuten ファイナル予選」の日本対スウェーデン(スウェーデン・ヘルシンボリ/3月4・5日/室内ハード)では、現地3月4日にシングルス2試合を実施。日本は綿貫陽介(世界ランク267位)が勝利したものの、ダニエル太郎(101位)が敗れ1勝1敗とした。

大会は1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合の計5試合を行ない、先に3勝を挙げたチームが勝利となり、今年9月に開催される「ファイナルグループステージ」へと進出する。

戦いの先陣を切ったのは綿貫。エースの負傷により急きょ出場となったドラゴス・マダラス(327位)を相手に第1ゲームからブレークに成功すると、その後も時速200キロを超えるサービスと得意のフォアハンドでポイントを重ね第1セットを奪取。続く第2セットは一転してブレーク合戦となるも、大事な場面でノータッチエースを決めるなど綿貫が勝負強さを発揮してマダラスを攻略。試合後は「日本のために1勝できて良かった」と胸をなでおろした。

第2試合に登場したのは、先の全豪オープンで3回戦進出を果たしているダニエル。スウェーデンのナンバー2、エリアス・イーマー(133位)との対戦では、立ち上がりこそ順調に見えたが、ブレークチャンスであと1本が決まらず。逆に粘り強くプレーするイーマーにポイントを奪われる苦しい展開となり第1セットを失う。第2セットに入ると勝負への焦りからか、らしくないミスによってゲームの流れをつかめないままストレートで敗れた。
昨年のデビスカップでベスト8入りを果たしたスウェーデンに対して、1勝1敗とした日本。3月5日に実施されるダブルスとそれに続くシングルスの結果に注目が集まる。

【大会結果&予定】
■1日目/現地3月4日・17時(日本時間5日・1時)開始
★第1試合(シングルス)
綿貫陽介〇 6−4、6−4 ●ドラゴス・マダラス
★第2試合(シングルス)
ダニエル太郎● 5−7、4−6 〇エリアス・イーマー

■2日目/現地3月5日・13時(日本時間5日・21時)開始予定
★第3試合(ダブルス)
内山靖崇/マクラクラン勉—アンドレ・ゴランソン/ドラゴス・マダラス
★第4試合(シングルス)
ダニエル太郎—ドラゴス・マダラス
★第5試合(シングルス)
綿貫陽介—エリアス・イーマー

※2日目のオーダーは変更される場合あり

構成●スマッシュ編集部

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