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錦織圭、手術決行で6カ月の戦線離脱へ!「色々なリハビリを試したのですが…」苦悩の決断<SMASH>

股関節のケガで全豪を欠場した錦織だが、リハビリの効果が期待できないことから手術を決断したことを明かした。(C)Getty Images
錦織圭(世界ランキング46位)が、左股関節の内視鏡手術を受けたことを公表した。

昨年10月の「BNPパリバ・オープン」2回戦で敗退後、腰痛を理由に2021年シーズンを早々に終了していた錦織。

今年の1月7日には、自身のSNSで現在開催中の「全豪オープン」(1月17日~30日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)を含めたオーストラリア・シーズンの全ての大会を欠場すると発表。その理由については腰痛ではなく、「昨年末から臀部のケガに悩まされていました」と説明していた。

そして1月25日に更新した自身の公式アプリで「みなさん、こんにちは」と挨拶した錦織は、「インディアンウェルズ大会以来、左股関節の痛みで試合に出られず、色々なリハビリを試したのですが、今週、チームとも相談して、内視鏡による手術も受けました」とファンに向けて報告。

ツアー復帰時期の目途については「6ヶ月後には復帰することを目標に、厳しいトレーニングを行なっていきます。また、ファンのみなさんとお会いすることを楽しみにしています」と締めくくった。
昨年12月29日には32歳の誕生日を迎えた錦織。自身のスポンサーを務めるユニクロが先月初旬に東京都内で開催したイベントでは、「まだまだ成長を感じる。今自分がすべきことはもっと自分自身を強化していくこと。まだまだできると思っている」と2022年シーズンへの意気込みを語っていた。

だが、予想よりもはるかにケガの状態は深刻だったようだ。今回の発表にはファンからもショックの声が広がっているが、何よりもまずは股関節のリハビリが順調に進み、再び日本のエースが完全復活を遂げることを願うばかりだ。

文●中村光佑

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