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全豪OP会場での“ペン・シューアイはどこ? Tシャツ”没収が物議! 動画公開の活動家は「できるだけ騒ぎ立てる」と誓う

昨年11月に消息不明と報じられたペン。何度か健在を示す動画が公開されているが、安否を心配する声は絶えない。(C)Getty Images
昨年11月に世界中にショックを与えた、女子ダブルス元世界1位のペン・シューアイ(中国)失踪騒動。その波紋が、現在開催中の全豪オープンでも広がっている。

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現地時間1月21日には、Twitter上にアップされた一本の動画が、瞬く間に拡散されて話題となった。そこには全豪オープンに訪れている観客が警備員、ビクトリア州警察と揉める様子が収められ、警備員が観客に対して、着用しているTシャツや横断幕を取り去るよう命じるシーンも映った。

そのTシャツの前面にはペン・シューアイの写真がプリントされており、背面にも「Where is Peng Shuai?」とのメッセージが記された。没収の理由について警察官は、「そのような意見を持ってはいけないとは言わないが、ここでルールを決めているのはテニス・オーストラリアだ」と説明している。
この映像には、海外メディアも続々と反応。英紙『The Guardian』が、大会運営のテニス・オーストラリアに問い合わせたところによると、「我々の入場条件には、商業的または政治的な衣類や横断幕、看板などを持ち込むことは認められていない」と回答し、次のように続けられたという。

「ペン・シューアイの安全は我々にとっても最重要事項だ。WTA、テニス界と協力し合い、彼女の状況をより明確にするよう努力を続ける。彼女の安否を守るするためにできる限りのことをするつもりだ」

また今回、動画を公開したオーストラリアの活動家、ドリュー・パブロウ氏は、女子シングルス決勝で配布するTシャツの増刷へ向けて、クラウドファンディングサイトにページを設立。2日で目標の1万豪ドル(約81万円)を集め、「できるだけ騒ぎ立てる」と約束しているという。

構成●THE DIGEST編集部

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