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大坂なおみ、第1セットは圧倒!相手の追撃を振り切り全豪3回戦進出を決める<SMASH>

2回戦も相手を圧倒してストレートで勝利した第13シードの大坂なおみ。(C)Getty Images
 テニス四大大会の全豪オープン(1月17日~30日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)では、大会3日目の現地19日にディフェンディングチャンピオンの大坂なおみ(世界14位)が登場。ロッド・レーバー・アリーナのナイトマッチで、マディソン・ブレングル(アメリカ/同54位)を6−0、6−4で破り、3回戦進出を決めた。

 対戦相手のブレングルは31歳のベテランで、キャリアハイは2015年にマークした35位。対戦成績はブレングルの1勝0敗だが、2013年の結果なので参考にはならないだろう。

 試合は大坂なおみのサービスから開始し、落ち着いてキープ。ブレングルは粘ってボールを1球でも多く返球しようとしてくるが、ショットのパワーもスピードも明らかに大坂が上回っており完全に主導権を握っている。

 時速190キロ台のファーストサービスを放つ大坂に対し、ブレングルは時速140キロ台と速くはないため、大坂はリターンゲームでも力強く攻めていく。相手に付け入る隙を与えずに、わずか20分で1ゲームも与えずに1セットを取った。
  第2セットの2ゲームでは、大坂にも数本のミスが出てブレングルが粘り勝ち。初めてのゲーム獲得に両手を上げて喜ぶと、会場も暖かい拍手を送る。すると、次のゲームではブレングルの得意のバックハンドも決まり出す。

 大坂はミスが増えてブレークポイントを握られることが多くなるが、サービスエースやウイナーをお見舞いして切り抜けてきた。しかし、第7ゲームで何度もデュースが繰り返されとうとうブレークを許す。次のゲームですぐさまブレークバックし、相手の追撃を振り切って、ストレートで勝利を決めた。

 勝利した大坂は、次なる3回戦で20歳のアマンダ・アニシモア(アメリカ/60位)との対戦が決まっている。アニシモアは今季「メルボルン・サマーセット2」で優勝しており調子がいい。今大会でも2回戦で東京五輪金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス/22位)を下している。2人は初対戦。大坂が勢いのある若手と、どのような試合を展開するのか楽しみにしよう。

構成●スマッシュ編集部

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