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ジョコビッチの“ワクチン免除”にマリー兄らが反応!「正当な理由があると信じるしかない」

歴代単独最多のGS21勝目がかかるジョコビッチ。大会側は出場を正式発表したが…。(C)Getty Images
 世界王者への“ワクチン免除措置”がテニス界で物議を醸している。

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 現地時間1月17日からオーストラリア・メルボルンにて開催される『全豪オープン』(グランドスラム/ハードコート)の大会主催者は4日、男子テニス世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に「ワクチン接種の免除が認められた」ため、4連覇のかかる今大会に出場できると発表した。

 これまで安全性の観点から、ワクチン接種に消極的な姿勢を示していたジョコビッチ。今年の全豪は新型コロナ感染拡大防止策の一環として、全選手に2度の接種が義務付けられており、自身の接種状況を公にしていないディフェンディングチャンピオンの欠場が囁かれていた。
  そんな中で発表された今回のニュースには、「特別扱いではないのか」といった声も少なくない。声明の中でも、例外措置が認められた具体的な理由が明らかにされておらず、現在シドニーにて開催中の『ATPカップ』に出場している選手からは、疑問の声が漏れ出している。

 欧州衛星放送局『Eurosport』によると、元シングルス世界1位のアンディ・マリー(イギリス)を弟にもつ、元ダブルス世界1位のジェイミー・マリー(イギリス)は「何と言っていいかわからない」と戸惑う様子を見せつつも、「ただ、自分が予防接種を受けていなかったら、免除を受けられなかったと思うよ」と正直な感想を明かした。

 さらに、マリーが「彼がオーストラリアに来ることを許可され、競技に参加できたのはいいことだと思う」と付け加えると、イギリスチームのキャプテンを務めるリアム・ブロディは「最終的に彼が免除の正当な理由を持っていると信じるしかない」とコメントしている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】笑顔でオーストラリアへ出発!“ワクチン免除”を伝えたジョコビッチのツイート

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