
はじめまして。
NPO法人日本卓球療法協会理事長の長渕晃二と申します。
私は長年、介護・福祉やまちづくりに携わってきましたが、そのいずれにも卓球が活きることはたくさんありました。
そこで本連載「競技卓球以外の卓球場での卓球ビジネスの可能性」では、わたしのこれまでの経験などを交えながら、競技卓球以外の卓球場での卓球ビジネスの可能性について全4回にわたって探っていきます。
第3回では、「卓球場での対象限定教室」というテーマでお話しさせていただきます。
>>シニア世代からの卓球入門 第1回:卓球のおもしろさと連載のねらい
卓球場での対象限定教室

対象を限定し、参加しやすい教室として、以下のような健康卓球・介護予防卓球・療育卓球の教室はいかがでしょうか?
人によっては競技卓球の入り口になるかもしれません。
教室修了者は、自主サークルへ入会か、修了者グループレッスンへの参加を促し、引き続きの卓球場利用につなげたいものです。
ダイエット卓球教室
ワンコースでの切り替え、オールフォアなど、参加者に応じた汗かきプログラムを設定。前後の体重測定を記録します。
がんばりすぎて足がもつれ転倒することが無いよう注意。
80歳以上介護予防卓球教室
初心者はまずはバックショートで当てることから。左右視力差による遠近感の把握や、必要に応じて血圧・脈拍・体温の測定を。
数か月ごとに、開眼片脚立ちやファンクショナルリーチテストほか体力測定を記録します。
パーキンソン病患者対象教室
同じ病気でも症状や副作用に差があります。
卓球療法士インストラクター(パーキンソン)講習を受講した人が指導すると良いでしょう。
障害児・患児(軽度)対象教室
発達障害、軽度知的障害・身体障害、協調運動障害、高次脳機能障害、小児癌、難病ほか。
児童によっては家族同伴が必要です。
卓球療法士インストラクター(児童)講習修了者による対応を推奨します。
福祉施設等にコーチを派遣
放課後等デイサービスや有料老人ホームほかへ、出張での卓球教室。
施設への営業にはコツありますので、日本卓球療法協会へご相談ください。
筆者プロフィール:長渕晃二(ながぶちこうじ)

NPO法人日本卓球療法協会理事長。NPO法人日本ピンポンパーキンソン理事。明治学院大学大学院修了(社会福祉学修士)。短大・専門学校での教員・卓球顧問や福祉施設での卓球経験あり。現在有料老人ホーム、デイサービス、介護予防サロン、メンタルクリニックで卓球療法を行う。著書は『コミュニティワーカー実践物語』(筒井書房)、『卓球療法士テキスト』『卓球療法入門』(サイドウェイズ)ほか。
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