【卓球】柳生Vの性能を徹底レビュー 操作性と威力の双方に優れた角丸型日本式ペンホルダー
ヤサカのラケット『柳生V』は、オールラウンドタイプで初心者からも使いやすい卓球ラケットです。果たして、『柳生V』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
『柳生V』とは
『柳生V』は2020年2月にヤサカから発売された日本式ペンホルダーラケットです。ヤサカはこれまで、「馬林」シリーズや「リーンフォース」シリーズといったラケットが人気を博し、長年愛されています。
特に「馬林」シリーズは木材合板の中でも名作と呼ばれ、発売から10年近く経った今もなお人気ラケットの1つとして卓球プレーヤーに使用されています。こだわりある木材を使用してラケットを作るヤサカから2020年には『柳生V』をはじめに、『覇者V』、『武蔵V』と3種類も日本式ペンホルダーラケットが発売されました。
『柳生V』の特徴
ではまずは、『柳生V』の特徴について解説します。
特徴➀:角と丸の良いとこ取りをしたブレード
『柳生V』の特徴1つ目は、角と丸の良いとこ取りをしたブレードです。
同時期に発売された『覇者V』、『武蔵V』は角型のペンホルダーですが、『柳生V』は角丸型のペンホルダーとなっています。角丸型は角型と丸型の中間の形をしています。角型は威力が出る分、操作性に不利な点があり、丸型は操作性が良い分威力には欠ける部分があります。
角丸型にすることで、互いの短所を補ったバランスの良いラケットとなっています。
特徴➁:スピードの出る桧材を使用
『柳生V』の特徴2つ目は、スピードの出る桧材を使用です。
日本式ペンホルダーには桧材が使われることが多いですが、『柳生V』ももれなく桧材を使用した単板のラケットです。
特徴➂:ボールを掴み、重く返す単板
『柳生V』の特徴3つ目は、ボールを掴み、重く返す単板です。
『柳生V』は単板のラケットであることから球持ちも良く、飛距離が出やすくなっています。守備の面でもショートをするときにはボールの威力を吸収することで相手のボールを自分のボールに変える力を持っています。
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