【卓球】オフチャロフインナーフォースALCを徹底レビュー! ドイツ代表選手が使うラケットの性能とは?
ドイツ代表として五輪や世界選手権など数多くの国際大会で活躍するドミトリ・オフチャロフ。34歳と、すでにベテランの年齢になりはしたものの衰えを見せる様子はなく、変わらず世界のトップレベルで活躍を続けています。
そんなオフチャロフをモデルに開発されたラケットが『オフチャロフインナーフォース ALC』です。今回は、そんな『オフチャロフインナーフォース ALC』の性能や特徴を徹底レビューし、どのような選手に適しているのかを見ていきます。
『オフチャロフインナーフォース ALC』とは?
『オフチャロフインナーフォース ALC』は、ドイツの卓球選手「ドミトリ・オフチャロフ」の選手モデルラケットで、2021年にバタフライから発売されました。インナーファイバー5枚合板とアリレートカーボンを搭載した攻撃用シェークラケットで、バタフライの大ヒット商品『インナーフォースレイヤー ALC』を原型に作れています。
『オフチャロフインナーフォース ALC』の特徴
では続いて『オフチャロフインナーフォース ALC』の特徴を見ていきましょう。
特徴①:インナーファイバーならではの球持ちの良さ
『オフチャロフインナーフォース ALC』の特徴1つ目は、インナーファイバーならではの球持ちの良さです。
『フランチスカインナーフォース ZLC』は球持ちが良くなると言われているインナーファイバーを搭載しているため、必要以上にボールが飛びすぎたり、自分でコントロールしにくいといったことが一切ありません。球持ちがいいため回転もかけやすく、ループドライブの回転量で相手を驚かせることもできます。
特徴②:直線的なドライブが出る
『オフチャロフインナーフォース ALC』の特徴2つ目は、直線的なドライブが出るです。
先述の通り、『オフチャロフインナーフォース ALC』は『インナーフォースレイヤー ALC』の基に作られていますが、ラケットの板がインナーフォースよりも少し厚くなっています。そのため、弧線を描くというよりは、直線的な弾道のドライブが出やすいです。
特徴③:台上技術もしっかり台に収まる
『オフチャロフインナーフォース ALC』の特徴3つ目は、台上技術もしっかり台に収まるです。
特殊素材が入っているラケットだと、ツッツキやストップ、フリックといった台上技術に不安を感じることも多いと思いますが、『オフチャロフインナーフォース ALC』は台上技術がしっかりと台に収まります。とはいえ、しっかりと攻撃もできるので、「飛ばしたい場面では飛ばせて、収めたい場面では収められる」という、攻撃的な選手にとっては、まさに理想のラケットと言えます。
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