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【卓球技術】分かっていても取らせない 裏面ブチ切れ下回転サービスのポイント

ポイント①ラケットを縦に使う

加藤:まず1つめのポイントとしては、ラケットを縦に使うということです。前回はラケットを横に使って叩きつけるようにサービスをしていたのですが、特に切りたい時はラケットを縦に、正確にはラケットの先端から入って、面を上に向けて水平にした状態でサービスをすることを意識しましょう。

ポイント②肩を使う

加藤:2つめのポイントは肩を使うということです。前回のサービスはどちらかというと体や肘から先を使っていましたが、このサービスで使うのは肩です。ボーリングの球を投げるようなイメージで肩を大きく使ってサービスを出すことを意識しましょう。

ポイント③インパクト時に体を沈める

加藤:3つめのポイントはインパクトの瞬間に体を沈めるということです。体が伸び上がった状態でサービスをするとコントロールがしにくくなります。サービスをする時にラケットを引いて縮めるという動作を行うことでコントロールもしやすくなるし、威力も増します。(インパクトが隠れてしまう可能性が高いので、必ず左手は引いておくようにしましょう。)

以上の3つを同時に行うことによって猛烈に切れた下回転サービスを出すことができます。

実際のお手本動画(横から・スローモーション)4:06~

注意点

加藤:このサービスはどちらかというと回転の分かりにくさより、分かっているけど思ったより切れている、というのがポイントになってきます。分かりにくくしようとしてフェイクモーションを加えると回転量の上限が落ちてしまうのでとりあえず猛烈に切ることを意識してやっていただきたいです。

実際のお手本動画(解説付き)4:45~

まとめ

加藤:今回は裏面ブチ切れ下回転サービスをお伝えしましたが、やや難易度は高めかなと思います。ラケットや体の普段は使わないような部分を使うので習得には練習が必要です。根気強く練習してみて下さい。

文:加藤拓也コーチのYouTube KATO卓ちゃんねるより

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