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【卓球技術】表でも切れる!表ソフトでブチ切れ下回転サービスを出す3つのポイント

表ソフトのブチ切れ下回転サービスのポイント③:フェイクモーションまでを1つのスイングに

加藤:3つめは、フェイクモーションまでを1つのスイングにすることです。

切ることだけに集中して切ったあとにラケットスイングを止めてしまうと、当たる瞬間のスイングスピードが少し遅くなってしまいます。

そこでフェイクモーションをスイングに加えることで、(インパクト後にラケットを逃がすような動作になります)ボールがラケットに当たる瞬間がスイングの通過点になり、スイングスピードが速い状態でのインパクトが可能になります。

実際の練習動画 4:15~

加藤:この時に見てもらいたいのがボールの飛び方です。バウンドしてから沈んでいると思いますが、これが重要なポイントです。

例えば、回転がかかっている下回転と言われているのは台の上でボールが戻るようなサービスですが、これらのサーブは回転を意識するあまりバウンドが高くなりやすく、実際の試合ではあまり効果的ではありません。

実際の試合では低く相手のコートで滑るようなサービスが効果的で、強いボールが打たれにくくなります。

表ソフトは裏ソフトに比べて最大の回転量が少ないので、回転以上にボールの飛ばし方が重要になります。

まとめ

加藤:下回転サービスは表ソフトの選手の全てのサービスの基本です。下回転サービスをしっかり切ることができて初めて、ナックルや横回転、上回転が使えるようになるので、絶対に最初に覚えていただきたいです。

そして、下回転サービスを表ソフトで出す際には、回転量だけで勝負しないことがやはり重要になってきます。

回転をかけられるとは言っても、表ソフトの回転量は裏ソフトと比べるとどうしても限界はあるので、ボールの飛ばし方を意識して「切れていないようで切れている」というギャップを作ることが大切になるのです。

文:加藤拓也コーチのYouTube KATO卓ちゃんねるより

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